もやもやが爆発した日、やけ酒はできないが、誰かに話を聞いて欲しくて、飲みに行きましょう！以外がわからなかった私「いきなりステーキに行きませんか？」と同僚を誘った。

お酒の勢いがないので、肉を食べ終わってしまいそうだがなかなか本題に入れず。食べ終わるちょっと前くらいに、やっと、リーダーにもやもやしていたくだんの件(職級について)を打ち明けた。ちょうど人事から資料が降りてきたタイミングだった。みんなあまり気にしてないような、項目ではあった。(私も実際あまりにも気にしていなかった節がある)

「たしかにお前はここじゃないな」と、言ってもらえたことでほんの少しだけ救われた。自分で自分がここじゃないというなんてなんだかアレなのはわかってる。でも誰か近くの人にそうやって評価してもらえるだけで、それだけでとりあえずは、もういいや。

６月も７月も８月も調子がいい。
いい感じに達成して有終の美を飾れそう。
(この売上は産休でうやむやになって、きっと私の評価にはならないんだろうけれど)

担当者から「あれ、いつまでいるんだっけ？この日困っててね、頼みたいんだ」と普段以上によく電話がかかってくるようになる。まだまだいますよ、7月末まで。最後までがんばりますよ。

まわりのひとたちに頼られてるというこの事実があれば、いったん、もういいや、と飲み込む。

引き継ぎする相手が新卒の子なのでほとんど教育役を請け負ってしまっていて(不安だよ…業務外だよ…)と思いつつ、彼女が育ってくれたら嬉しいし育ってくれなきゃ大切なお宿が困る。新卒の頃の「わからない」をすっかり忘れていたけれど、ここ1ヶ月ベッタリやっていたら何だか思い出してきて、懐かしい。

電話の掛け方や、メールの送り方、そっか、わかんないよねと思いながら行動を共にする。

あゝ私もそれなりに育ったし役に立ってるのか、まあいっかって思いながら、消化試合にしては大きなお腹を抱えながらハードに働いている。いよいよ、みるからに妊婦である。
(まだ体重はセーフなラインをキープしている)

来週でラスト入稿。
産休まで、のこりあと1ヶ月。

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