前田央昭(Hiroaki Maeda)

教員の複業について日本で一番詳しい者です。EdTech企業社員&教育系複業家・任意NP…

前田央昭(Hiroaki Maeda)

教員の複業について日本で一番詳しい者です。EdTech企業社員&教育系複業家・任意NPO越境先生代表。 趣味と仕事で教員の越境について研究実践しています。 教員の越境(複業・外部活動・転職・キャリア形成)に関する生の情報を教員時代の実体験も交えてご紹介します。

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「なんで勉強しないといけないんですか?」の答えが越境にある

こんにちは。 越境先生の前田です。 「なんで勉強ってしないといけないんですか?」と聞かれたこと、ありますよね。 恐らく現時点で良い答えを持っているとは思います。 そんな皆様に、さらに+αで、越境していくとこの質問への答えにもバリエーションと厚みが増しそうです。というお話です。 複業や転職を志す理由を人に聞かれた際の説明に使っていただければ幸いです。 「なんで勉強しないといけないか」に対する答え 「基礎的な教養と学び方を知らないと、人を助けたいと思ったときに不便だから

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          こんにちは。 越境先生の前田です。 今回は、教員の複業を認めるムーブメントを起こすには、社会からの応援の必要があることと、その理由について解説します。 公の仕組みの変化には社会の合意が必要 教員の複業しやすくするためには大きく2つのパターンがあるかと思います。 ①自治体レベルで許可申請が通りやすい状況を作る ②法改正 ②の方が大がかりではありますが、公な仕組みを変えるという意味では①も②も同じです。 法や公務員の就業規則など、公なルールを変更するためには、なぜその

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          教員の複業の枠組み個人事業?法人設立?ー種類とメリットデメリットー

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          こんにちは。教員の複業について日本で一番詳しい者です。 複業と聞くと、一般的に「個人事業主として開業する」という話をよく耳にします。しかし一方で、「学校の先生をしている中で開業届なんて出してしまっていいのだろうか?」という疑問も出てきます。 そこで今回は複業をしてみたいと考える先生向けに、学校の先生が複業するにあたっての枠組みを許可の可能性・設立の容易さ・ランニングコストの3観点とともにご紹介します。 学校の先生が事業を行うにあたって利用できる枠組み 学校の先生が複業

          教員の複業の枠組み個人事業?法人設立?ー種類とメリットデメリットー

          教員の退職ラッシュとこれからの学校教育界

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          こんにちは。越境先生という団体をやってる前田です。 自分自身も中学教員→小学校非常勤&個人事業主→it企業社員&任意団体とキャリアチェンジしていまして、絶賛自分自身で教員の越境の実験中です。 さて、この3月にはSNS等で著名な実践家の学校の先生たちが次々に退職を表明されました。 年々流れが加速しているように思います。 有能で行動力のある先生方の退職ラッシュは教育界に何をもたらすのか、どのようにすればこの流れを前向きなものとできるのか、考察と今後の対策を論じたいと思います。

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        記事

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          手応えはあったものの売り上げに繋げられなかった話し

          こんにちは。 中学教員→小学校非常勤×フリーランス→会社員と複業、と転生してきた私が、フリーランスと自称していたころの売上について、失敗談を共有させていただきます。 結論、部活動外部化に関わる事業者の取り組みに伴走したものの売上につながらなかった… というお話です。 そこから得た学びや気付きを共有します。 どんな活動をしたか まずは具体的にどんな取り組みをしたか、、、です。

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          越境の痛み強すぎ問題

          どうも。越境先生の前田です。 正規教諭→小学校非常勤+フリーランス→Tech企業の社員+複業とキャリアを重ねてきました。 複業やキャリアチェンジなどによって 普段慣れ親しんだ「ホーム」からなれない環境「アウェー」に出向くことを越境といい、ホームとアウェーの往還による学びを越境学習と言います。 越境には痛みが伴うとされています。 安全地帯から慣れない環境に行くわけですから当然ですよね。 転職やら複業やら様々なパターンの越境を現在進行系でやってみて、どんな痛みを負っているの

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          複業の取り組みが続かない理由。HowではなくWhyを見つける

          なんらかの複業をしてみたいと思い立ち、ブログやSNSをやってみようとしますが、なかなか続きません。 そんなとき、どこに問題があるのか、何から始めるべきなのか、私の暫定的な考えを共有しておきます。 複業が続かないパターン過去に私がした失敗の1つ、というか続かずにやめてしまった複業をご紹介します。 「パパママ育休なスタイル」というブログをWordPress(サーバーを借りて運営する本格的なWebサイト)で解説し、運営し始めましたが続かずにやめてしまいました。 夫婦同時育休を

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          けしからん取り組みの実現~学校が企業とコラボするときのコツ~

          どうも。 教員からIT企業に転生した前田です。 「民間企業とタイアップして学校でけしからん企画してぇなぁ。でも予算もないしなぁ。」と考えたことのある先生に向けの記事です。 企業に「この学校・先生とだったら協業したい」と思わせるツボのようなものをご紹介します。 ちなみに現役教員時代は世界的ダンスユニットに格安で学校公演してもらったり フリーランス時代は中規模・大希規模会社の学校参画の伴走をしたり・・・ 今は民間企業にいて色々やっていますのでかなり信憑性は高いかなと思いま

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          悩みがちな教員は非常勤になっても民間企業に行っても、結局は悩む説

          めちゃくちゃ後ろ向きなタイトルで申し訳ありません。 越境先生の前田です。 最終的には前向きな内容で終わりますのでご容赦ください。 正規の中学教員→小学校非常勤×個人事業→会社員×複業、とキャリアチェンジしてきた私が「理想を追い求めて動き続けてきたはずなのに結局は悩んでるなー」と気づき、 悩むのはサガなのかもしれないということと、でも動くのは良いことだよな、という考えをつらつらと今回は書いていきます。 モヤモヤしている先生の参考になれば幸いです。 (メンバーシップ記事では

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          非常勤×個人事業主を2年経験して負ったダメージを紹介します

          こんにちは。中学校教諭→小学校非常勤・個人事業主→Edtech企業社員+教員の複業促進活動、な前田です。 SNSや身近な先生の動向を見ていると、この先5年くらいで非常勤×個人事業主にチャレンジする人が増えそうな所感です。 私自身、こういう非常勤×個人事業主の記事を書いて啓蒙していたりもしますが、、、 https://kyoshisyatyo.com/part-time-teacher-sole-proprietorship/ 実際にやってみるともちろん大変なことはありま

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          30代の中学校教員が釣り具メーカーに内定をもらった話

          どうも。越境先生やってる前田です。 今はとある会社で働きつつパラレルワークしている私ですが、昨年まで教員の端くれでした。 そのころにとある釣具メーカーから内定をいただきました。 今回はそのときの経験を共有します。 学校の先生から趣味をベースにキャリアチェンジしてみる。というのも1つの選択肢としてアリなのかもしれません。 内定をいただいたのはこんな会社あまり公にするのはどうなのかとも思うのですが、時間がたっていることと限定公開なので参考までお知らせします。

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          教員のSNS発信における「実名」と「匿名」のメリット・デメリット

          どうも。 日本で一番教員の越境について詳しい者です。 今回は教員の発信における「実名」と「匿名」の論争に終止符…は打てなくて人それぞれなんですけど、教員ではなくなったものの組織人でありながら実名で発信している僕の考えを共有します。 教員として複業や越境を検討していくうえで、SNSはほとんど欠かせないツールと言っていいと思います。そのなかで実名発信か匿名で発信するか、というテーマは常に付きまとう問題ですよね。一緒に考えましょう。 ちなみに今回はメンバーシップの掲示板でお題

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          【複業できるようになってみて】仕事はあるか、こなせるか、対価は得られるか

          中学教員を退職→小学校非常勤&個人事業主→個人事業&IT企業フルタイム社員&任意団体代表とキャリアチェンジしてきました。 広く世の中を感じ複業がしてみたいという想いも私がいったん教員を辞めるに至った大きな理由の一つです。 若手中学校教員だった私は自由に働くことができる環境に身を置きパラレルワークすれば、何か今とは違う世界が広がっているのではないかと期待していました。確かにそういう側面もありますが、では実際のところ複業がたくさんできて経験もお金も手に入るなんてことは起こるの

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          教員が副業を前提として転職する際のポイント

          転職活動をする際に「兼業したいんです!」って言いながら受けに来る人って敬遠されそうなイメージですよね。正直あり得ます。 「今からうちの企業にコミットしてくれるって言ってるのに複業?」みたいになるかもしれません。ただそんな企業ばかりでもない。 今回は「複業に挑戦したくて転職するのだから副業OKは譲れないぜ!」と主張していきたい人向けに、副業可の企業に入社してすぐに副業の申請をした私が、複業を前提とした転職活動のポイントをお伝えします。 (メンバーシップ掲示板での質問を元に記事

          教員が副業を前提として転職する際のポイント