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秋休みでした

今週は秋休みでした。月曜からの週が秋休み、ということは、一部の人はその前の金曜から休みにします。私は先週、のどの痛みがあり、歌いに行かなかったので、ある意味で休みが続きました。( *´艸`) 

9月から始まった新学年「秋期」の出だしは、毎年恒例のカオティックなものでした。どの授業をとるべきかどうか、「蓋をあけてみあいとわからない」という事が、必ずあるからです。授業の詳細が後出しで、週一回のつもりが週2回にわたるものだったという事があり、それが歌のレッスン希望時間にぶつかり、変更に変更、と今年も振り回された感じがありました。

私は、困った、といいつつ、さりげなく人目に見えるように伝えるようになっていたようです。右往左往していたところ、チューター先生に助けをもらい、レポートを書くことで、授業をとらずにすむことになりました。レポートを受け取る先生は現在お休みなので、1月に送りなおしますが(忘れないようにしないと)

学びたいことはたくさんありますが、一年生の頃は忙しさに体がついていかず、結局かつて日本で履修した単位をスライドし、履修済みとしてもらいました。すでに学んだ事でも、フィンランドではどのように学ぶのか、と言うことに興味があったけれど、見学だけにさせてくれない先生もいるからお邪魔するのも嫌になり。そうこうしているうちにコロナ。約2年間がコロナの時期のような。歌のレッスンを含めてオンラインの授業が続き、なんだか記憶がはっきりしません。自分が指導者となるレッスンの実習においても、オンラインが長く続きました。

校舎の工事も終わり、ようやく普通になったと思ったら4年生かあ・・・

話が過去へ飛んでいきましたが、秋休みの話でした。この休みに入る前までに、なんとか準備すると決めたものがもうひとつ、さらに休み中にお届けする宿題がひとつ。書くのは嫌いではないのですが、書いているうちに、宿題もここと同じようにどこか違う方向へそれていくのです。思ったことを書けというのだから、連想に連想が続いて明後日の方向へ行ってしまったもいいじゃないかとつぶやきつつ、先ほど送りました。

フィンランドの宿題は、自分で読み、自分で書くものが多い印象があります。一般的な「講義」は、先生が一方的にこれはこう、こちらはこう、と話をされ、それを書き取っていく形を思い浮かべますが、自主性に重きがおかれているのか、ぼーっとしていると、「みんないろんなこと発表してるけどどれが正解?」と言うことになりかねません。しかし、正解に最重点を置いているようにも思えないのです。「みんないい事言うね!」「その着眼点おもしろい!」ってな感じなのです。

周囲はフィンランド人学生ばかりで、このタイプの学びに慣れているようです。


さて、結局この休みは、思い切り引きこもってお家で過ごしました。コロナの間だけでも「うちですごそう」でいいはずではありませんか。どんなふうに過ごしたかはおしゃれではないので書きません。

この間まで美しい黄色い葉っぱをちらちら光らせていた白樺の木の多くは、ついに枝のみになりました。日の当たり具合によっては、まだ緑と黄いろが入り混じった木もあります。多くの木々が葉を落としても、松だけは常に深い緑をたもっているのが、神秘的にすら思えます。

部屋の窓から外を見ると木々に囲まれた森のようで、「部屋にひとり」と言う感覚だったのが、葉が落ちたら近所の様子が見えるようになりました。何件ものアパートも、一戸建ても、丸見えで、みんな生きてるんだなあ!なんて感じです。走っていくバスも、見えることがようやくわかりました。(見えたところで、もうそのバスには乗れません)

体調がいまひとつで、「10月は何していたのかな?」と言う気もしますが、まだ一週間あります。のどの痛みでキャンセルしたコンサートも、すぐ番が回ってきます。ゆるゆると学校に通わなくちゃ。( *´艸`)





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