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大きな苺が2粒も|日記


雨の三越前駅。


高校時代からの友達のミナコとカフェに行く予定なので駅前にて待ち合わせ。


ミナコは今年の4月に新卒から勤めていた会社を退職して、フリーランスになった。
退職後すぐに海外に行っていたのでなかなかタイミングが合わなかったけれど、やっと会える。

私にお土産を買ってきてくれたらしい。
旅先で自分のことを思い出してくれるというのは何とも嬉しい。


「電車の遅延で少し遅れそう」というミナコからの連絡に「全然だいじょうぶ」と返信していると、女性が1人近づいてきてスマホを見せてきた。

「Is this station here?」
スマホの中のGoogleマップには"Mitsukoshimae Station"の文字。

「Yes.」と答えながら、今日は良い日になるなあと思った。
私は昔から知らない人に道を聞かれることが多くて(高確率で女性)、道を聞かれた日は良い日になるというジンクスがある。
良い日かどうかは捉え方次第みたいなところがあるけど、私はそう信じている!


そんなこんなでミナコが到着。
10分くらい歩いてお目当てのカフェへ。


森みたい


扉を開けて中へ入り、入口から一番近い席へ無言で通された。
店員のおばあちゃんが無言でお水を持ってきてくれて、そのまま無言で私たちの傘を手に取って入口近くの傘立てに差してくれた。
ちょっとびっくりしてお互い怪訝な顔でミナコと顔を見合わせ。

モーニングのバタートーストとホットコーヒーを注文してしばし雑談。

ミナコはお土産でココナッツオイルとドライマンゴーを買ってきてくれていた。

お土産



「モーニングにメロンか苺つけられるけど、どっちが良い?」
さっきの店員のおばあちゃんがテーブルに戻ってきて聞いてくれた。
今度は嬉しさでミナコと顔を見合わせ。

「苺で!!」



しばらくして運ばれてきたモーニングには大きな苺が2粒もついていた。

厚切りのバタートーストはバターが染み染み、パンは耳がサクサクで最高。
コーヒーもほどよい苦さで美味しかった。
これで550円は安い。安すぎる。

やっぱり良い日になったなあ。



ミナコとはお互いの仕事や恋人の話題に。

私の彼氏とミナコはどこか通じる部分があると私は勝手に思っていて。
常に自分がやりたいことを持っているところとか、行動力や実現力があるところとか。

ちなみに彼氏とミナコの旅先はほぼ同じ場所だった。

私の彼氏とミナコを会わせたいねという話がまとまり、予定が合い次第実現予定。



コーヒーを飲み終わって、たくさん話もできたので喫茶店を出た。
雨はあがっていたけれど薄曇りで少し肌寒いくらいだった。


ミナコは仕事で使う場所の下見へ向かうため喫茶店の前でバイバイ。

私はぼんやりと考えごとをしながら有楽町駅まで歩いて電車で帰った。

またあの喫茶店に行きたいな。

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