見出し画像

不安感と危機感は全くの別物!?成長していくために持つべきは適度な危機意識

こんにちは、あきです。今回は前向きに成長していくためには適度な危機感を持ちましょう。というお話です。


いきなりですが、一つ質問です。


不安を感じることと、危機を感じること

この二つの意味の違いを説明できますか?

この二つの言葉は似ているようで全然意味が違います。

行動力のある人たちは常に「危機感」を持っています。
そしてその危機を乗り越えるために具体的な課題を設定し、その課題を解決するための行動を常におこしています。

逆に何も行動しない人ほど常に「不安感」を募らせています。
漠然とした将来への不安に自分が今行ってることにも自信を持てず、自分が何をすべきなのかもわからないまま立ち尽くしています。

つまり意味を整理すると以下のようになります。

危機感:将来への具体的なイメージを持ち、そこに到達するために解決をしなければいけない課題を具体的に設定しているからこそ、目の前の問題に焦りを感じている状態。
不安感:将来への具体的なイメージが持てず、自分がどこに向かい、どのように立ち回ればいいのかもわからないことに対して、先に来たる問題に漠然とした焦りを感じている状態。

つまり人が成長するのには危機感を持つと言うことは非常に大事なのです。
危機感を持つ人は目の前の問題に足して一見悲観しているように見えて、将来的には上手くいく確信が持てています。なので前向きな悩みとも言えます。

また適度な危機感を持つことは人を成長させるのに大きな後押しをしてくれます。
危機感を持つことで成長できる理由は以下の3点です。

• 前向きになれる
• 課題が具体化する
• 成長のイメージを持てる


目の前のやらなければいけないことに真剣に向き合い、解決さえすれば何とかなるだろうという確信が持てるので、危機感とは実は大変ポジティブな悩みなのです。
世の中で行動力が凄まじい人たちは日頃から危機感と上手く向きあい、成功を納めています。

彼らの行動に不安や迷いはないのはそのためです。

本稿では、ネガテイブな不安という感情を危機感に変える考え方と、危機感を持って成長するメゾットについてお話ししていこうと思います。


1. 不安感を危機感に変える方法


普段から行動力の乏しい人は決まって、現在の自分自身には謎に楽観的です。

このままじゃ将来どうなるんだろうと悲観的に捉えているのですが、具体的に何をすればいいのかもわかっていません。なので成り行きに任せていればなんとかなると思っています。

基本的に不安という感情を消し去る明確な解消案はありません。

漠然とした将来のイメージを具体的なイメージに変えることで不安を危機感に変えることが最善手だと私は考えます。
不安が危機感に変わっても悩みのタネが根本的に解消されるわけではないのですが、危機感に変えることができれば、いますべき具体的な行動は明確になります

行動すべき理由が明確になれば、人は動き出せます。

不安が危機感に変わると目の前の具体的な課題に対して悲観的になるかもしれませんが、将来に対しては楽観的になります

なぜなら目の前に向き合うべき課題を乗り越えれたら、具体的に自分がどうなるのか明確にイメージできるからです。


では不安感を危機感に変えるために
漠然とした将来のイメージをどのように具体化すればいいのでしょうか?

それは逆算理論を用いることです。

逆算理論とはなりたいゴールを設定して、そこから今現在の自分が立っている場所まで辿っていく考え方です。
そしてこの期間を決める際にとても役立つ思考が逆算理論です。

この理論について詳しく知りたい方はこちらをクリック


この理論に基づけば常に危機感を持って行動していくことができ、急速な成長が可能です。


たとえば私は3年前にオーストラリアでデザイナーとして就職をしたのですが、その過程で常に危機感を持ち、そのときすべきことと向き合うことで、英語力0からわずか2年でオーストラリア人と一緒に仕事できるだけに英語力を身につけることができました。

この思考を文字に起こすとこのようになります。

1. オーストラリアでやりたいことを決める。
(目的:デザイナーになりたい。)

2. 今の自分に足りていないものを洗い出す。
(必要項目:英語力、学位、海外での職歴、留学予算)

3. 必要なスキルや経験を習得するのに必要な期間を考える
(期間設定:英語習得=4ヶ月、学位取得=1年半、職歴=在学中の1年半、資金稼ぎ=1年)

4. ゴールから順にやるべきことを並べていき、現在の自分へ遡る
(デザイナー[Goal]←学位取得←就労経験←英語習得←オーストラリア着←お金稼ぎ←現在の自分[Start])


将来に不安を感じる人は逆算理論でなりたい自分を具体化して、不安を危機感に変えて行動していきましょう。
そうすれば将来へ対する不安はいつの間にか消えているはずです。


2. 危機感を持つことで成長できる理由


逆算理論で目的を明確にし、いますべきことを具体化すれば適度な危機感を持って物事に取り組むことができます。

また危機感を持って行動することは自分自身の成長を助長してくれます。
その理由は以下の3点です。

• 前向きになれる
• 課題が具体化する
• 成長のイメージを持てる


一つずつ順番に見ていきます。


 1. 前向きになれる

危機感はネガティブな感情では決してありません。
現在するべき課題が目の前にあることに焦りはあるかもしれませんが、頑張れば報われることがわかっていると自然と集中力は増します


私の場合、英語の勉強にかけられる時間は決まっていたので、常に時間との戦いでした。
4ヶ月の学習期間でIELTSと言う英語の試験で一定値以上のスコアを獲得しなければならなかった為、常にいい危機感を持って日々の学習に取り組むことができました。

このような明確な目的を掲げた上での努力はいつも私自身を前向きな気持ちにしてくれました。


 2. 課題が具体化する


目的を明確に持つことでその目的にたどり着くために踏むべきステップがわかれば、今現在取り組むべき課題も明確化します
自分に課す課題が具体化すると言うことは迷いが無くなります。不安からくるネガテイブな感情は悩みの解決策がわからないことから生まれるのですが、やるべきことが具体的にはっきりしているならば、そのような感情も生まれません。


危機感を持ち、目の前の課題に取り組むことは結果として負の感情を消してくれます。


 3. 成長のイメージを持てる

危機感を持った行動は常にその行動ひとつひとつに目的意識があります。
ひとつひとつの行動に定められた目的を達成していくと自分自身の成長を客観的に見て取れます。

例えば私が英語を習得していた時はかなり細かく目的設定をすることで日々の成長を客観的に感じることができていました。
課題を達成する毎にできなかったことができていくので、自分自身の成長を具体的にイメージしていくことができます。

だらだらとやるとあまり効果がないので、常に期間設定を設けて危機感を持ってやることが大事です。


おわりに

いかがだったでしょうか?


不安と危機感は別物です。


ですが、あなたが「自分には不安はあるけど危機感がない」と感じ、それをどうにかしたいという思いがあるなら改善は可能です。

不安は危機感に変換することができるからです。

方法はいくつかありますが、私は今回紹介した逆算理論を用いることをお勧めします。

数年後達成したい目標を設定し、そこにたどり着く道筋を立てていき、今の自分がいる場所まで繋ぎましょう。

そうすることで常に今の自分がすべきことを具体化でき、ひとつひとつの行動に危機感を持って取り組むことができるようになります。

危機感を持って行動するメリットは以下の3つです。

• 前向きになれる
• 課題が具体化する
• 成長のイメージを持てる

これらの要素はあなたの成長を大きく助長してくれることでしょう。

抱いている不安は危機感に変換しましょう。
そうすることであなたはどんどん自分のステージを上げていくことができるのです。


今回の記事は危機感をうまく理由して成長する方法論についての内容でした。
本稿の途中で紹介した逆算の理論について書いた記事は下記にリンクしておきます。
リンク記事は3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。


では また別の記事で


記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです