1月20日はFUJIFILM創立記念日。

今回は長年FUJIFILMのフィルムをこよなく愛す私が今まで撮影した写真を少し振り返りつつ、記念すべき90周年をお祝いしていきます。

平成13年。初めて頂いた給料で購入したPENTAX MZ-30 Wズームレンズキット。
今みたいにネットは普及しておらず、周りにカメラに詳しい人なんて居なかったけど、カメラと言ったらPENTAXというイメージが何故だかあったので、中卒でも手が届くものを購入。
当時は構図や露出なんて何も考えず気になったものをのんびり撮ってたから、フィルムで描写が変わるなんて考え浮かばなかったし、何なら初期はネガ紛失してたりもする酷い有様だった。
ちゃんと写真の勉強するようになったのはカメラを買った3年後くらいで、それまではKonicaやKodakを使ったりもしたけれど、すぐにFUJIFILMに落ち着いて、特にカラーネガはFUJICOLOR REALA ACEがお気に入りで、勉強始めた当初はこればかり使っていた。

カメラをCanon EOS Kiss 7に変えてからも、暫くはFUJICOLOR REALA ACEで撮影。
今見ても色彩はしっかり出てるのにくどくないナチュラル描写でやっぱり好きだなぁ・・・
去年フィルムシミュレーションでGFX 100 Ⅱに搭載される事が発表されて、めちゃくちゃ惹かれております。

撮影指南本を熟読し、反射率・絞り・シャッター速度などを理解すると共にレンズフィルターを取り入れ、漸く「こう撮りたい」が実現出来るようになってきた平成19年。

遂にポジフィルムに挑戦。
ネガフィルムで練習していたとは言え、現像が仕上がるまで不安でいっぱいだった。
初めて自分が撮影したポジフィルムを見た時の感動は忘れられない。
あの日からポジフィルムの虜になった。

FUJIFILMのポジは全て試したが、初めて使ったVelvia100の極彩色にハマってしまい、今ではポジフィルムはVelvia100一択となっている。

ポジフィルムで撮る事にも慣れてきた平成23年。
憧れていたCanon EOS-1Vを購入。
現在はEOS-1V HSも導入して2台持ちするくらいEOS-1Vラバーとなった。

レンズは変われど、自然風景はEOS-1V＋Velvia100という組み合わせが自分の中では王道スタイル。

勿論FUJIFILMのネガも大好き。
PREMIUM400を愛用しているけど、X-TRA400が再販されてからはそちらが出回っている事が多いので、現在は半々くらいの使用頻度になってる。

令和元年にMamiya RB67 PROFESSIONALを導入し、中判フィルムも楽しめるようになった。

かれこれ23年経とうとしている写真人生。
カメラもレンズも変わり、過去には別メーカーのフィルムを買う事もあったけど、FUJIFILMのフィルムが家から無くなった事は写真を始めてから一度も無いので、私の写真人生はFUJIFILMと共に歩んできたと言っても過言では無い。

何れのフィルムも価格が高騰し続けており、生産量も不安定なので入手困難な現状。
ただこれは度々申している事なんですけれども、フィルム生産が負担になっているかもしれないので申し訳無くも思うのですが、どれ程高価なものになったとしても、FUJIFILMがフィルムを生産してくれている限りはフィルムで撮り続けていくと、毎年この日は決意表明したくなってしまう。

と・・・大分長くなってしまいましたが、改めまして。
FUJIFILM様、創立90周年おめでとうございます。
写真の楽しさを教えてくれてありがとうございます。

最後まで読んで頂き、有難うございます。