見出し画像

よもやま料理帖 ~さっぱり梅ダレ鶏ハムと春にしんの煮付け~

むね肉を塩と砂糖ですり込むだけなのに
どうしてあんなにしっとりするんだろう
鶏ハム

このレシピは2001年の2chで
はじめてレシピが公開されたんだそうです
つまり2ch発祥レシピ
2ch数回しか見たことない俺ですら
いつの間にか、作ってました

ひろゆきって、影響力ハンパないですね

むね肉はもも肉に比べて
油っ気がないのでパサつきがちです

唐揚げにする時は、肉をフォークでさして
水分を揉みこんだりして
しっとりを目指しますが
やっぱりもも肉には敵わないんです

なので俺は、むね肉は
この鶏ハムと蒸し鶏にする以外
使ったことがない食材です

でも、体にはいいんだよね
健康食品がバカ売れした斎藤一人さんも
むね肉の凄さを著書で語ってました

さて、今日ご紹介する鶏ハムは
すっごくうす塩味なので
つけダレを工夫すると無数に味変できます

難しく考えず
市販のサラダドレッシング、どれでも
バッチリ合いますから
自分の好みの味で楽しんでください

今回は春らしくサッパリ梅ダレと合わせて
ご紹介してゆきたいと思います

〇鶏ハムの作り方

完成予想図


鶏むね肉を3枚分の材料です

・鶏ハムの材料
 鶏むね肉    1枚につき
 砂糖      むね肉の裏表 各2つまみ       
 塩       むね肉の裏表 各2つまみ
 コショウ    適量

砂糖の粒子は塩の粒子よりも大きいので
塩を先にすり込んでしまうと
あとから砂糖をすり込んでも
食材の中にすでに塩が詰まってて
砂糖が食材に入り込めなくなります

料理のポイント、まずは砂糖が先
きんぴらや筑前煮を作るときも応用されます


・作り方
 むね肉は皮と白い余分なところを取り除きます
 肉の厚みを平たくするため
 次のように2か所、包丁を入れます

1番分厚いところに斜めに切り目を入れる
今度はその対角にある厚みに切り目を入れる
広がったむね肉に、砂糖と塩をまんべんなくすり込み
ラップをして、ひと晩冷蔵庫でねかせます
翌日、むね肉にテカリが出ています
水分が出ていたら
キッチンペーパーでふき取りましょう
好みで、あらびきコショウをふると美味しい
ラップで、くるくると巻いてゆきます
巻が弱いと、仕上がりの断面に
隙間ができてしまうので
しっかり巻きます
巻く途中で、ローリエを入れると香りが
豊かになります
くるくる巻いたら両側をたま結びにして
ハムみたいにします
今回は、1個だけローリエ入れました
沸騰したお湯に入れて、中火で5分
その後、火を止めて蓋をして20分放置したら
出来上がり


ね、絶対間違いようがない
これでしっとり鶏ハム、完成です

次は、つけダレを作ります

完成予想図


・つけダレの材料
 梅干し     2個
 豆板醤     少しの適量
 砂糖      小さじ1
 ごま油     小さじ1
 めんつゆ    小さじ1 濃縮タイプそのまま
 酢       小さじ1〜2
 水       大さじ3~4 45ml~60ml

梅干しは、タネをとって
包丁でたたいて練り梅にしておこう


まず、ごま油以外の調味料を入れて
しっかり混ぜてから
最後にごま油を混ぜ合わせます

水で薄めて、つけダレを好みのゆるさにしましょう
俺は、鶏ハムにつけダレを垂らした時
皿で広がらないゆるさが好きです

ごま油を入れて
しっとりするまで(乳化)混ざったら出来上がり


・盛り付け
 カイワレ大根   1/4パック
 天かす      適量
 新生姜漬け    適量
 鶏ハム      1個
 サッパリ梅ダレ  適量

天かすは、めちゃくちゃいい仕事します
新生姜漬けがない場合は
紅しょうがでもOKです

盛りつけの順は
つけダレ→カイワレ大根→新生姜→天かす
で重ねてゆくと見栄えします

レンコン梅酢漬けは
映えるよねぇ〜
晩酌
そうそう、春にしんも
煮付けましたのでした


たくさんは要らないけど
こった料理が2品あると
晩酌が、豊かになるよね

◯春にしんの煮付け

完成予想図


・材料
 春にしん 2匹

・ニシンの下処理
 頭と内臓をとった春にしんを
 バッドに入れてにしんの片面1/2浸るくらい
 料理酒を入れて10分漬けます
 にしんをひっくり返して、また10分
 計20分、時々バッドを揺すって
 まんべんなく料理酒をなじませます

北海道の春を告げる魚です
骨が多いからなんだ!
俺たちは日本人だぞ、と言いたい
計20分で、このにごり方
臭味をしっかり取りましょう


・煮つけの材料 (春にしん2匹分)
 砂糖    小さじ1
 料理酒   大さじ2
 みりん   大さじ2
 醤油    大さじ1半
 ショウガ  1片
 昆布    1枚

・盛り付けの材料
 白髪ネギ  長ネギ1/4本
 七味    1つまみ

通常の魚の煮つけは梅干しを入れますが
今回はなしです
春にしんの時は、下処理をしっかりして
ショウガを多めで炊き上げます
調味料を統べて入れて
昆布を敷いて
春にしんを並べて
ショウガをのせて
蓋をして(もちろん押し蓋があれば、なおOK)
沸騰するまで弱火
沸騰したら、極弱火で10分
途中、春にしんをひっくり返してください
さぁ、煮付けてる間に付け合わせの
白髪ネギを作りましょう
長ネギの白い部分を縦に千切りします
長ネギの千切りを
氷水に漬けて
くるくる巻きになったら出来上がり


さて、役者はそろいました
改めて、晩酌スタートでございます

かんぺーい

白髪ねぎと七味をふったら
できあがり


年々、煮付けが上手くなってる!
これはいい兆候だ

すぷりんぐ はずかむ

じゃーねー

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?