よもやま料理帖 ~もはや料理じゃない、超簡単!晩酌の極上つまみ、揚げ納豆~
突然ですが
納豆の味の違いって、分かります?
僕の生まれ故郷は高低差がある街で
それでいてか、水が美味しい街だったんです
(水がすぐ海に流れるから汚れないんだって)
そこには市民が御前水の納豆という
知る人ぞ知る人気納豆がありまして
そんな人気とはつゆ知らず
その大それた納豆を食べて育ったのでした
ちなみに
北海道は、ペットボトルで水を買わずに
水道水を直に飲むんです
札幌市内だと古い建物で
水道管がそろそろマズいねってところは
水を買う人もいるけれど
道内で、水道水を飲まないって人は
98%くらい、いないんじゃないかと思います
と、そんなことを江戸っ子たちに言ったら
嘘だろって、ひかれました
全国の水事情って、そうじゃないの?
さて、話は納豆に戻して
そんな旨い納豆の産地で育った俺は
過去に、すごいマズい納豆に
1度だけ出会ってまして
あまりにマズいので
そこが基準になってしまい
その経験からか
どんな酷評の輸入納豆でも美味しく
食べられるようになったのでした
つまり、俺には納豆の味の違いが
いまいち分からないのです
(マズかったのは、豆のえぐみだと思う)
そんなどれでも美味しい納豆は
日本が誇る最高峰の健康食品であることは
誰もが知っていると思います
その実、俺も含め、納豆の詳細を知らないので
簡単におさらいしてみました
納豆とは
豆を納豆菌で発酵させて作る、発酵食品です
もともとが豆ですから
筋肉に必要不可欠な良質なたんぱく質と
血液凝固作用があるビタミンKが豊富で
最近の研究によると
腸内の悪しき細菌類の繁殖を
抑える力もあるらしく
ブームとなっている腸活にとっては
もってこいな食品として
新旧常に日本の健康食品のトップリーダーとして
独走状態です
ただ、血液をサラサラにする薬を服用している方や
痛風もちは、過度の摂取はよくないそうです
さすが納豆、世界でも類を見ない
スーパーフードだったんですね
そんな有能な納豆を使って
大人たちは
しばしば、酒のつまみを作ります
キュウリと合わせたり
ネバネバどうし、とろろ芋や海藻と酢物にしたり
ちょっとした、酒のとり合わせとして
抜群の食材でもあるわけです
今回は、揚げと納豆
どっちも豆、という
健康オタクや筋トレマニア
そしてフレイルの老人たちにも
必見のダブルアライメントな
タンパク質メニューです
今回は納豆自体に味付けして
そのままサクサク食べらるよう
味付けに工夫をしてみました
〇揚げ納豆の作り方
・スーパーでよく売っている
こ揚げ1袋5枚を使った分量です
・ミョウガは、長ネギで代用可です
・お好みの薬味菜を入れてみてください
・材料
こ揚げ 1袋 5枚入り
納豆 3パック
カイワレ大根 1パック 3等分に切る
ミョウガ 1ヶを半分にして千切り
シソの葉 1束10枚 太めに千切り
ショウガ 1片5g すりおろす
・調味料
めんつゆ 小さじ2
5~6倍希釈用そのまま
柚子コショウ 適量 2~3g
味の素 ひとつまみ 約2g
・作り方
心配な方は、こ揚げを2袋買っておくといいかもです
こ揚げを袋にすべく両指で裂く時
時々失敗して、袋が破れてしまうことがあります
そんな失敗作は味噌汁の具にして
2袋目の新しいこ揚げで
トライするといいでしょう
この袋の中に、納豆を入れてゆきます
シソはダマにならないように
太めの千切りにするのがポイントです
食べた時の食感や風味も
太い方がいいと個人的な感想
『あわせ納豆』をスプーンですくって
こ揚げの袋の中に突っ込んでゆきます
26cmフライパンに揚げ納豆を並べて
中火よりちょっと弱火で焼いていきます
目を離すと、まる焦げになるので注意しよう
きつね色に焼き目がついたら
ひっくりかえそう
出来上がったら
食べやすい大きさにカットして
どうぞどうぞ、酒の肴に
このところ、ひとりで暇なので
飲み屋さんみたいに盛り付けてみた
美味しかったです
ごちそうさまでした
味付けのアレンジは
山わさびを使ったり
豆板醤を使ったり
ニンニク入れたり
カレーオイルを使ったり
お好みで、色々広がります
イソフラヴォンでボンボヤージュ
じゃーねー
👇その美味しい納豆屋さんは、こちら
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