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当たり前すぎて自分達の本当の価値に気づけない。社会からの期待に気づけるかどうかが鍵だ。

【業務紹介003】
建設機器メーカー 株式会社諸岡のパーパス、事業コンセプトを、「創発会議」を通じて見直し、企業ブランドサイトのメッセージ、デザイン改訂をしました。

ttps://www.morooka.co.jp/

諸岡は、クローラーキャリア(通称キャタピラ)を使った土木建設工事に使う機器の製造メーカーです。茨城県牛久沼のほとりに本社があります。沼地での土木工事にもぬかるまないように、ゴム製のクローラキャリアにこだわってきました。ゴムを使えば、大地にも優しく、踏みしめた土地に直ぐに植物が生えてきます。マッチョなイメージの土木建設業界ですが、優しさを併せ持つ、創業以来SDGs発想の企業です。

創発会議を通じて自分たちの本当の価値を見つめ直しました。自分達だけでは当たり前すぎて気づかない。生活者発想に切り替えて、社会や生活者からの期待に気づけるかどうかが鍵でした。

ブランドステイトメントをご紹介します。

人の暮らしと地球の未来を、技術で守る、技術で切り開く。
環境に優しく、荒地に強く、タフで優しい開拓者。

ぬかるみの超湿地帯。極寒、豪雪の南極大陸。
荒砂利で滑り落ちる危険な富士の急斜面。
強風吹きすさぶ風力発電、太陽光発電の建設現場。
自然災害により土砂に埋もれた被災地。
人が立ち入ることが危険な汚染地域や紛争地帯。

そんな危険で荒れた不整地でも、
地球の未来を守るため、誰かがやらねばならないことがある。

ゴム製クローラーで、大地になるべく負荷をかけないよう、優しく移動し、
現場で働く人を助け、人々の暮らしを守り、地球の未来を救う。
そんな優しい気持ちを心に秘めながら、
過酷な現場で、弱音を吐かずに、タフに働く。

そんな商品は無理だ。作っても売れない。
と、他社がしり込みするような商品でも、
目の前に困っている顧客がいたら、それを作らないわけにはいかない。

どんな困難にも立ち向かい、不可能を可能にする。
俺達がやらなければ、誰がやる。

人の暮らしと地球の未来を守るために、
自然エネルギー開発の現場や災害現場など、危険な荒地で働く人を
諸岡が生み出した、クローラキャリアや木材粉砕機が支えています。

人の暮らしと地球の未来を、技術で守る。
優しい大地の開拓者。

私たちは、MOROOKAです。

コピーライティング&戦略ディレクション

コピー、ブランドステイトメントのライティング、及び、キービジュアルとテレビCMの戦略ディレクションを、アキラカが行いました。

改訂後、サイトの滞在時間が伸び、就活の学生、取引先から評判の声が寄せられているとのことです。あわせて作成した統合報告書も、大変わかりやすい物語となっています。


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