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読書後の感想|未経験から稼げる「書く副業」のはじめ方


 パラレルキャリア関係の本を読んでいて「副業にWebライターをやりたい!」という構想が生まれてきた。その最初の入門書を探したのだが、紙の書籍にはなく(ただし現在はあり。巻末参照)、一番人気がこの電子書籍(kindle)。そこで久しぶりにとAmazonでこの本を購入し読むに至った。

 その内容は、
   一週目 文書の書き方
   二週目 ネット記事の知識
   三週目 仕事をとる
   四週目以降 分析する

 という項目で、21日間の勉強の課題が与えられ、本を読みながら独学でWebライターデビューを目指す。

 最初読みはじめると、序章に1日目から21日目までの学習・課題を1日ずつ進めてほしいとの、著者よりの指定があり、少し煩わしく感じ、結局一気読みしてしまった。しかし、読み進めると各日の学習・課題とも二週目からは特に参考になる課題が多かった。

 例えば「9日目 あなた専用のブログをつくろう」の項目からは、無料のブログサービスとして「note」の存在を知り、その「note」について調べると(この調べることが9日目の課題で、その後はブログを書くことも課題となっている)ネット業界ではブログとSNSの中間に位置する存在で、多くの企業から注目を受けていることを知った。また、ポートフォリオという言葉はこの本には出てこないのだが、仕事を受けることをお願いする際の提案文に、過去自分の書いた文章として紹介する資料(ポートフォリオ)として、自分のブログが重要になることがわかった。

 また、「12日目 ライバルの記事を調べつつ書こう」の項目では、電子書籍の利点を使い別にPDFをダウンロードし、その中にあまり説明がなく一言だけにさりげなく書いてあるSEO(ネットの検索エンジン最適化)についてもどういうものか学ぶことができた。

 以後、最終的にクラウドソーシングに登録し、実際に仕事を獲得するところまで、そのやり方や、文章のサンプルを紹介(最初はそれを書き換えて使用することも薦めている)していて、三週目の最後は「21日目 仕事獲得につながったブログ記事」として著者のインタビューが行われた記事を紹介し、長文でこの本の内容に著者の経験談が補足されている。

 四週目はまとめとして、反省することの大切さを伝えた後、著者からのプレゼントとして本書の読者に限り著者からのアドバイス(無料)提案、さらに「おわりに」にではこの本を「一気読みのあとに課題を行うため書籍をさかのぼる」手間を省けるようにした、ちょっとした用意がされていて、まったく至れり尽くせりの終わり方だった。

 購入前は胡散臭さもあったが、いざ読んでみるとWebライターの入門書としては最適な一冊だった。この本を読みながら得た知識を参考に、本の実践やさらなる情報収取をして、もう少し足場を固め、自分なりの計画を立てたい。晴れてデビュー・・・できるかな~!?

 

 さらに、この記事を書いていたら、11月5日付で紙の書籍も発売されたことを知った!! こっちも手元に置いておくか。


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