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「無限を走らせた」(詩)

雨が言葉と成ったのは
こころに触れた
からなんだ

夕陽の紅に名を結んだのも
こころの幼い手に
よってだった

青い空の青に深さを生んだ
こころはもう遠く
目を霞ませている

こころに夢を開かせたのは
世界の線にかこわれている うつくしさ
一滴を逃がすために無限を走らせだした

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