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回復の道のり


今キミに

  強いね。

って言われたら

  うん。だいぶ元気になれたよ。

って素直に

笑って答えられるだろう

あの時みたいに

  キミにさえ甘えられないの?

って

深海の底で息を止めて

それでも太陽光が薄っすら映る
海面を見上げて

必死に鰭をばたつかせながら

ひとりで浮上しようともがいていた頃は.....

やっぱりひとりで泣くしかなかった。

.....だから

誰か なんか いらなかった

わたしだけだった

それでも

ずっと見守ってくれている

それで充分だった 


  akiちゃんのような人生、裏ましい

って、言われた時は

今の私の毎日が

人から羨ましいと思われるほど充実してると

そう言うことだと受け止められた

だって
キミは
私の悲嘆を全て知った上でそう言って
決して
同情なんかしない
可哀想な目も向けてこない

むしろ

強いと敬ってくれている。



お水のお供えを
忘れるくらいに

日常を送れるようにまで

回復したよ。

だって
もう
何も
怖いものなんて

あるわけもないのだから.....





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