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俳優ノート『高橋一生さん』

気になる俳優さんの出演作についての覚え書き「俳優ノート」。今回は、2022年冬ドラマ『恋せぬふたり』&春ドラマ『インビジブル』に主演する高橋一生さん。舞プロモーション所属。

遅咲き俳優として知られる高橋さんですが、スタジオジブリアニメ『耳をすませば』(1995年)の天沢聖司役、『池袋ウエストゲートパーク』(2000年)の引きこもり役、『11人もいる!』(2011年)のムショ帰り役など、ブレイクした後に、「あの役が!」と再視聴が楽しめる高橋さん。

ブレイクのきっかけは、『民王』(2015年)。首相の公設秘書・貝原役といわれています。毒舌ながら、寝姿が可愛い童貞(推定)という“ギャプ萌え”で爆発的な人気となり、スピンオフドラマでは主演も。傑作。

突然、互いの“心"と“体"が入れ替わってしまった総理大臣の父・武藤泰山(遠藤憲一さん)とその息子の翔(菅田将暉さん)。止む無く泰山の代わりに国会に出ることになった翔でしたが、審議や質疑応答の内容がまったく理解できません。しかし、大人の世界に染まっていない翔だからこその真っ直ぐな意見や純粋な思いは、いつしか国会を、そして国民をも動かしていく。

その後は快進撃が続き、『いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう』『僕のヤバイ妻』『グ・ラ・メ!〜総理の料理番〜』『プリンセスメゾン』と、2016年は4期連続連ドラレギュラー。そして人気を決定的にしたのが『カルテット』(2017年)。理屈っぽい、家森役がはまり役。傑作。

ある日、“偶然”出会った男女4人。夢が叶わないまま、人生のピークにたどり着くことなく緩やかな下り坂の前で立ち止まっている者たちだ。そんな4人がカルテットを組み、軽井沢で共同生活を送ることになる。しかしその“偶然”には、大きな秘密が隠されていた…。

その後は主演も増え『僕らは奇跡でできている』(2018年)、『みかづき』(2019年)、『凪のお暇』(2019年)、『岸辺露伴は動かない』(2020年~)など充実しまくってますが、最後は『天国と地獄〜サイコな2人〜』(2021年)を挙げておきましょう。傑作。

ドン詰まりな女性刑事(綾瀬はるかさん)とサイコパスな殺人鬼(高橋一生さん)の魂が入れ替わる!「女から男」へ、そして「善から悪」へ。人生が逆転した二人の愛と運命が交差する究極の入れ替わりエンターテインメント!


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