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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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#ロンバルディア州

北イタリアの旅を振り返って…

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.70:最終回> クリスマス・シーズンの10日間、北イタリアを巡った旅。 ミラノ(Milano)から入って、東へ。 最終滞在地・ボローニャ(Bologna)を含めて、3つの街に滞在しながら、 様々な街を巡りました。 日本から、長いフライトを終えて、ミラノに着いたのは、夜中の11時。 ミラノ中央駅のプロジェクトマッピングを見て、フライトの疲れも和らぎ、 翌日、ミラノ大聖堂、ガレッリア等を訪れて、イタリアに来たことを実感。 さあ、

まさに、ヨーロッパの小路

ドニゼッティ☆ベルガモのスペシャリテ・パイナップルケーキ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.27> ベルガモ(Bergamo)の宿の戻る前に、最後に、もう一度、ヴェッキオ広場の お菓子屋さんへ。 もうひとつ、食べておきたかったベルガモ郷土菓子があったのです。 こちらです。 ドニゼッティ(Donizetti) ベルガモ生まれのオペラ作曲家、ガエターノ・ドニゼッティ氏の名前がついた パイナップルケーキです。 前回、ポレンタ・エ・オゼイ(Polenta e Osei)を購入した時に、お薦めされて、とても気になっていた

空気が澄み渡るベルガモ・アルタからの夕景

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.26> ロンバルディア州のヴァイオリンの里・クレモナ(Cremona)を楽しんだ後、 列車で、ベルガモ(Bergamo)に戻りました。 宿がある丘の上のベルガモ・アルタ(Bergamo Alta)からは、美しい夕暮れを 見ることができ、変わっていく空の色が、とても素敵で、その様子を、ゆっくりと楽しみました。 是非、ご覧ください。 この日は、本当に、寒くて、空気が澄み切っていて、息を吸うと、鼻の奥まで、冷たい空気が入ってきま

【レストラン情報】クレモナでの昼食 ☆初・モスタルダソースは美味でした

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.26> ヴァイオリンの里・クレモナ(Cremona)では、もうひとつ、クレモナ名物があります。 モスタルダソース(salsa di Mostarda)。 シロップ漬けにしたフルーツに、マスタード(mostarda)を加えたもので、 甘いのに、辛い、という不思議な、クレモナ発祥のソースです。 このソースだけは、絶対に食べたいと思い、メニューに載っているのを確認して、入店しました。 テーブルは、クリスマス仕様になっています。

クレモナ・ヴァイオリン博物館へ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.25> ヴァイオリン博物館(Museo di Violino)に、行って来ました。 オーブンしたのは、2013年。 訪問時は、まだ3年目という事で、まだまだ新しい博物館。 ヴァイオリン博物館(Museo di Violino) ストラディヴァリ父子3人が製作した弦楽器は、もちろん、クレモナ・ヴァイオリンの名器が、多く展示されていました。 その美しさ、数は、圧巻! そして、興味深かったのが、ドーム状の小部屋。 中に入ると、あ

クレモナの大聖堂

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.24> クレモナ(Cremona)の列車の駅から、広場へ向かいます。 この日は、本当に寒くて、鼻の奥が凍り付きそうでした。 レンガ色の街並が続き、ふと、ボローニャ(Bologna)や、パルマ(Parma)を思い出すような雰囲気がありました。 アカデミックな香りと、言うのでしょうか。 寒い、寒いと、15分程てくてく歩いて、コムーネ広場(Piazza del Comune)に到着です。 コムーネ広場にある、クレモナ大聖堂 &

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ヴァイオリンが溢れるクレモナ

ベルガモ・冬の夜明けの美しさ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.22> この日は、日帰りで、ヴァイオリンの里・クレモナ(Cremona)へ、足を運びます。 朝7時前に、出発。 冬の朝、まだ暗く、ひっそりとしています。 この日は、とても寒くて、空気が、澄んでいます。 ベルガモ・アルタの早朝の道 (La strada mattutina a Bergamo Alta) ここから、始発のケーブルカーに乗車して、まずは、ベルガモの新市街へ 降りて行き、そこから、2㎞弱でしょうか。 列車の駅まで

さらに上の高台へ ☆ サン・ヴィジリオ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.21> ベルガモ(Bergamo)の丘の上にあるチッタ・アルタ(Citta Alta)。 ここへも、ケーブルカーで上がってくるのですが、もうひとつ、 ケーブルカーに乗り、さらに上の高台、サン・ヴィジリオ(San Vigilio)に向かいました。 イタリアで、ケーブルカーに乗ると、あのナポリ音楽が、頭の中で、自然と流れてきます。 「フニクリ、フニクラ、フニクリ、フニクラ ~ ♬ ~ 」 400~500mでしょうか。 あっとい

【レストラン情報】ベルガモの名物パスタ・カソンチェッリ

<イタリア旅行記(2016年北イタリア)No.20> 北イタリア・ロンバルディア州にある美しい街・ベルガモ(Bergamo)。 初日のハプニングで、一食分ロスしているのを取り返すべく、 この日のお昼は、ランチのはしご。 一軒目は軽めにし、二軒目は、ベルガモの名物パスタを食べに行きました。 カソンチェッリ・パンチェッタとバターのソース (Casoncelli alla salsa di burro pancetta) お肉を詰め物にしたパスタ「カソンチェッリ(Cason

絶品!ピスタチオと苺のケーキ

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.19> ベルガモ(Bergamo)で滞在した B&Bの目の前にある有名店、 「カッフェ・カヴール(Caffe` Cavour)」。 1880年創業、ベルガモ最古の老舗パティスリーで、美味しいお菓子が並ぶ横に、飲食スペースもあり、お昼だけ、軽食が取れるとのこと。 お料理1品 + デザート1品 + ワンドリンクで、12ユーロ(約1,500円)。 (2016年冬) これは、行かなくては!と、足を運びました。 まさに、絵にかい

ベルガモのチッタ・アルタからの景色

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.18> ベルガモ(Bergamo)のアカデミア・カッラーラ美術館(Museo di Accademia Carrara)を訪問後、チッタ・アルタ(Citta Alta)に戻ります。 西側の入り口となる、サン・アゴスティーノ門(Porta San Agostino)。 サン・アゴスティーノ門(Porta San Agostino) この門にも、ヴェッキア広場同様、ヴェネツィア共和国のシンボル・有翼の獅子が彫られていました

ロレンツォ・ロット「聖母マリアの被昇天」

<イタリア旅行記(2016年冬・北イタリア)no.17> ベルガモ(Bergamo)滞在中、チッタ・アルタから、少し東へ下がった所にある、アカデミア・カッラーラ美術館(Museo di Accademia Carrara)で、ロレンツォ・ロットの作品展をしていました。 ロレンツォ・ロット(Lorenzo Lotto)は、ヴェネツィア出身の画家。 ルネッサンス時代に活躍し、北イタリアでは、ティツィアーノと比べられるほど、代表的なヴェネツィア派のひとりです。 なかなか見る機会