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イタリア旅行記(北部)

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ヴァッレ・ダオスタ州、ピエモンテ州、ロンバルディア州、ヴェネト州、リグーリア州、トレンティーノ・アルト・アディジェ州、フリウリ=ヴェネッツィア・ジューリア州、エミリア=ロマーニャ… もっと読む
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#トリエステ

魅惑のサン・ダニエーレ産生ハム

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.91> イストリア半島の小さな町・ムッジャ(Muggia)から、船で、トリエステ(Trieste)に戻ってきました。 ウニタ・ディタリア広場(Piazza di Unita d'Italua)では、 この夜に開催の、自転車パフォーマンス・フェスタ(Festa di bicicletta)の 準備がされ、かなり様子が変わっていました。 選手も、ジャンプの練習しています。 トリエステ滞在最終日の夜。 さ

トリエステのお菓子☆プレスニッツ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.90> プレスニッツ(Presnitz)。 フリウリ=ヴェネツィア・ジューリア州(Friuli Venezia Giulia)の港町・ トリエステ(Trieste)の銘菓です。 老舗のカッフェのひとつ、カッフェ・ピローナ(Caffe` Pirona)で、見つけました。 残念ながら、2017年に閉店、その後、再開していますが、 HPの店内写真を見ると、現在は、プレスニッツを作っていないのかな、という印象

国境沿いの町・ムッジャへ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.85> トリエステ(Trieste)滞在3日目。 ホテルの方から勧めて頂いた国境沿いの小さな町・ムッジャ(Muggia)へ向かいました。 トリエステからは、船で30分程。 早速、船が出ているフェリー・ターミナルへ向かいます。 夏場は、この場所から、ヴェネツィア(Venezia)、グラード(Grado)への船も出ています。 乗船して、さあ、出発です! だんだんと、トリエステの町が遠くなっていきます。

トリエステ湾のリゾート地・グラード

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.83> 次の目的地は、アクイレイア(Aquileia)。 絶対に、見ておきたい教会があったのです。 ただ、この周辺情報はとても少なく、イタリアで見つけたガイドブックを頼りに、ウディーネ(Udine)から、列車に乗って、1時間程。 列車の最寄駅・チェルヴィニャーノ・アクイレイア・グラード駅(Cervignaino-Aquileia-Grado)まで行き、バスに乗って、アクイレイアへ向かう事にしました。

イリー・コレクション

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.81> トリエステ(trieste)が、イリー( illy Caffe` )の本拠地と聞いて、 「illy」という文字を探しながらの街散策。 ありました!ありました! イリー直営のバールはもちろん、イリー商品、カップを売っているお店。 教室用に、早速、いくつか素敵なカップを購入です。 毎年、著名なデザイナーさんとコラボレーションして、作っているもので、その年によって随分とカラーが違います。 2000

【ホテル情報】トリエステの三ツ星ホテル& illy のコーヒー

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.80> イタリアの「カッフェ(Caffe`)」は、もう皆さまも知るところ。 色々なイタリアのコーヒー豆も、日本に入ってきていますよね。 あの有名な「イリー・カッフェ(illy Caffe`)」。 実は、ここトリエステ(Trieste)が、本拠地なのです。 トリエステで滞在した三ツ星ホテルでの朝食で、とても素敵なカップで、エスプレッソ・コーヒーが出てきました。 「わ~、可愛い!」っと、思わず声に出した

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夜の街で、アンティーク路面電車 発見!

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.79> 美味しいトリエステ料理を頂いて、ホテルへ帰る途中。 可愛らしい、アンティークな路面電車を見つけました。 日中、街を散策している時は見かけなかったのですが、もちろん、現役で走っている「車両407号」。 トリエステの街に、しっくりと馴染んでいるのは、きっと、この車両も、 トリエステの歴史と共に、この街を走り、時間を重ねてきたからなのでしょうね。 実際に走っている姿が見たい! また、街散策の時に、

【レストラン情報】老舗トリエステ料理店

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.78> トリエステ(Trieste)を訪れたら、このレストランに行かなくちゃ!っと、 ウンベルト・サバ書店のオーナーさんから、お勧め頂いたレストラン。 1865年創業の、肉料理&チーズ料理などを出されるお店です。 トリエステ中心街から離れているので、タクシー、又はバスで向かいます。 私は、レストラン方面行のバスに乗って、運転手さんに「店名」を伝え、 最寄りの停留所で、下ろして頂きました。 バス停から、少

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トリエステ中央市場へ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.77> ウンベルト・サバ書店のオーナーさんに教えてもらった、お薦めスポットを、もうひとつ。 トリエステ(Trieste)の中央市場。 やはり、こちらも外せません。 市場の入口。 トリエステ市営・市場(Comune di Trieste Mercato)と書いてあります。 1階に食料品店があり、2階には衣料品店がありました。 牛肉、豚肉、鶏肉は、もちろん、ハム・サラミ・ソーセージ等、加工肉類も沢山置

【レストラン情報】トリエステ名物・ブッフェ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.76> 「ブッフェ(Buffet)」と呼ばれるトリエステ名物・ボッリート・ミスト(Bollito Misto)。 「トリエステの昼食は、ここがお薦め!」っと、 ウンベルト・サバ書店のオーナーさんに教えてもらったお店が、 まさに、この「ブッフェ」を食べさせてくれるお店でした。 店内にあるオープンキッチンでは、調理している様子を見ることができます。 テーブル席は、20人が座れるほどでしょうか。 カウンター

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トリエステの街並み

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.75> トリエステの街並みを、ご紹介します。 トリエステの名所、写真スポットと言えば、この運河が必ず出てきます。 ヴェネツィアの大運河と比べると、小さいのですが、なぜか、眺めていると、ほっと、気持ちが落ち着く風景です。 カッフェ・アッフォガートを食べた「カッフェ・デリィ・スペッキ」もあるウニタ・ディタリア広場(Piazza d’Unita d'Italia)に面しています。 19世紀に造られた新古典

カッフェ・アッフォガート@ トリエステ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.74> トリエステの海に面したウニタ・ディタリア広場(Piazza Unita d'Italia)にある、「カッフェ・デリィ・スペッキ(Caffe‘ degli Specchi)」。 こちらも、老舗カッフェのひとつです。 ここでは、定番のイタリアンデザートを頂きました! 「アッフォガート(Affogato)」は、イタリア語で、「溺れた」と言う意味の形容詞。 バニラアイスに、エスプレッソを、たっぷり掛

カッフェ文化の街で、老舗カッフェ・サン・マルコ

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.73> トリエステ(Trieste)には、老舗のカッフェが5軒ほどあります。 1700年代後半に、当時、流行していたヴェネツィア(Venezia)のカッフェに似せて、飲み物を扱うお店ができました。 そして、国境が近い街ならではの、カッフェ文化が育まれていきました。 5軒全てに行きましたが、その中でも当時の雰囲気を残している 「アンティコ・カッフェ・サン・マルコ(Anrico Caffe` San Ma

「ウンベルト・サバ詩集」須賀敦子 訳

<イタリア旅行記(2008年夏・ヴェネト&ドロミテ&トリエステ)no.72> トリエステの詩人・ウンベルト・サバ(Umberto Saba)。 日本に帰国後、早速、読んでみようと、彼の詩集を入手しました。 1911年に出版され、サバの名を、一躍有名にした作品です。 初めて読んだ時は、う~ん、難しい…と言うのが正直な印象で。 でも、2度目は、リズミカルな言葉の躍動感と言うのでしょうか、「旋律」を感じました。 題名「トリエステ」も、あります。 須賀敦子さんの訳された通り