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イタリア旅行記(南部)

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カンパーニャ州、アブルッツォ州、モリーゼ州、プーリア州、バジリカータ州、カラブリア州。 現地を歩いて、見て、食べて。 一緒に、旅するように読んで頂けると嬉しいです!
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#レッチェ

【レストラン情報】レッチェでの昼食

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.28> レッチェ滞在最後の昼食は、こちらもB&Bのオーナーさんお勧め店に、行きました。 旅行中 の " あるある " ですが、連日の外食。 少し胃腸を休めたい時が、必ずあるのですよね。 でも、郷土料理、食材を学びに、イタリアに来ているのですから、 出来れば、一食でも、多く地元料理、食材を食べておきたいわけで。 ワンプレート料理等、軽食もあるよと言われ、訪れる事にしました。 お昼のオープン直後に訪れたので、私が一番乗

有料
100

南イタリアで、悩まされた石畳

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.50> イタリアの石畳の道は、名物のようなもの。 各地を旅をしていても、必ずと言ってよいほど、「石畳」に出会います。 スーツケースをゴロゴロ引きながら歩いていると、キャスターに響いて壊れない心配になりますが、南イタリアの石畳には、また違う形で悩まされました。 私自身の足に、響いて、痛めてしまったんです。 左足・膝の裏側の痛みが酷く、足を引きずるほどで。 曲げると激痛が走るので、正座はもちろん、椅子に座るときも、痛た

レッチェでの、タクシーハプニング(ちょっと長くなりますが…)

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.34> バジリカータ州・マテーラ(Matera)への移動日。 列車で、レッチェ(Lecce)駅から、バーリ(Bari)駅へ。 ここで、私鉄に乗り換えて、マテーラへ向かいます。 まずは、B&Bから、レッチェ駅へ。 2Km程なので、歩ける距離ですが、大きなスーツケースを引きながら、 この猛暑の中、石畳の道を歩くのは、なかなかハード。 そこで、タクシーを呼んでもらう事にしました。 実は、旅の初日、レッチェのタクシーで、おい

レッチェの朝食・最後に「あれれ?」の出来事

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.33> この旅、2つ目の滞在地・バジリカータ州のマテーラ(Matera)への移動日。 まずは、いつものカッフェで朝食を取ります。 この景色も、見納めだな…と。 テーブルで待っていたら、注文したパン達が運ばれてきました。 思い残しのないようにと、美味しかったルスティコとミニパニーノの2種類、そして、飲み物を注文しました。 よし、食べよう!と思っていたら、もうひとつ、スタッフが持ってきたものがありました。 私「うん?

プーリアの車窓から、電力を考える

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.32> アッピア街道の終着地・ブリンディシ(Brindisi)。 駅まで戻り、列車でレッチェに戻ります。 駅前にも、ヤシの木が…。 やっぱり南国の風が吹いています。 レッチェ滞在時に、何度も利用したイタリア鉄道。 その車窓から見えるプーリアの土地、景色は美しく、また興味深いものでした。 プーリア州は、赤土の地としても有名です。 鉄分を多く含む赤土は、農地として、燦燦と降り注ぐ太陽を味方につけて、味が濃く力強い野菜類

バロック様式のサン・マッテオ教会

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.29> レッチェ(Lecce)旧市街の中心から、レッチェ駅まで、2㎞弱。 駅に向かう途中、こちらも、バロック様式が美しいサン・マッテオ教会(Chiesa di San Matteo)にも、立ち寄ります。 曲線の美しいファザード(正面の装飾)には、バロックらしい彫刻が装飾されています。 内部は、意外とシンプル。 でも、祭壇は、「The バロック!」と思わせる装飾でした。 午前中に訪れた、サンタ・クローチェ聖堂とは、

バロックの傑作・サンタクローチェ聖堂

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.27> バロック建築が立ち並ぶレッチェ(Lecce)の街。 その中でも、必見の建築物のひとつは、こちら! サンタ・クローチェ聖堂(Basilicata di Santa Croce)です。 15年前に訪れた時、この聖堂のファザード(正面玄関)の迫力に、圧倒されたのを覚えています。 地元の「蜂蜜色」を言われるレッチェ石を贅沢に使い、17世紀に完成。 そのファザードは、まるで、ひとつの物語が描かれているようなストーリー性

ヒョウ柄の美しい猫ちゃんと遭遇

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.26> 滞在中、とても陽ざしが強く、とにかく扱った、レッチェ(Lecce)。 でも、イタリアは、湿度が低いので、カラッとした暑さで、また、 日中、30℃越えをしていても、朝晩はグッと気温が下がり、25℃を切ることも多かったので、助かりました。 日陰に入ると、意外とスーッと涼しい風が吹き、ホッとします。 ジリジリと音が聞こえてきそうな陽ざし。 道の横を、ちょこっと覗くと、カッフェ(Caffe)やバール(Bar)の、日陰

司教区博物館内のセミナリオの井戸

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.25> ドォーモ広場(Piazza Duomo)には、もうひとつ、見ておきたいバロック彫刻(Barocco)がありました。 それは、司教館の並びにある、旧神学校(司教区博物館)の中庭にあるのです。 先程、チケットを買った観光案内所が入っている建物です。 中に入って行きましょう。 ピアノの音が聞こえてきました。 中庭に出ると、グランドピアノが目に入り、演奏をしている女性がいらっしゃいました。 撮影もしているようです。

レッチェのドゥオーモ&鐘楼

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.24> レッチェ観光は、やはり大聖堂・ドゥオーモ(Duomo)からスタート。 サントロンツォ広場から、ヴィットリオ・エマヌエーレ通り(Via Vittorio Emanuele)を歩く事、5分程。 左手に、パッと目に入る広場があります。 ドゥオーモ広場(Piazza Duomo)です。 広場に入ると、眩いばかりのバロック建築が立ち並びます。 ここには、レッチェ到着・初日に、夜の散策で一度、訪れています。 夜と、ま

サントロンツォ広場 & 古代ローマ円形劇場

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.23> レッチェ(Lecce)の街の中心でもあるサントロンツォ広場(Piazza S.Oronzo)。 レッチェ旧市街は、この広場を拠点に、地図と照らし合わせながら散策すると、位置関係が良く分かります。 私も、何度も、この広場を行き来していました。 イタリアで、お馴染みの「石畳(Strada in pietra)」。 同じ石畳の道でも、街によって違うのですよね。 今回の南イタリアの石畳は、かなり、私を悩ませました。

ミニ・パニーノ 、そして、猛暑のイタリアを旅する時の熱中症対策

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.22> レッチェ(Lecce)滞在4日目。 この日は、改めて、滞在地・レッチェを観光します。 まずは、朝食をとりに、いつものカッフェへ。 この日は、無性に、生ハムが食べたくなって、こちらを注文しました! 手のひらサイズの、可愛らしい、このパンが美味しかった! 南イタリアのパンが美味しい!というお話をしましたが、このカッフェでも然り。 普通のカッフェなのですが。(失礼やで、失礼…) 是非、パン好きの方は、プーリア州訪

レッチェのB&B屋上で、ハンモックを楽しむ

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.21> プーリア州レッチェ(Lecce)で滞在しているB&Bの屋上をご紹介。 滞在者であれば、誰でも使えるスペースで、日光浴が出来るように、 ビーチチェアも置かれています。 ただ、この時の気温は、本当に高くて、毎日 30℃ 越え。 陽ざしも強いので、体感温度はさらに上がり、ここで、寛ぐには、日焼けも含めて、かなりの気合い!が必要です。 奥には、ジャグジーもありますが、暑すぎる夏の時期は、休止中。 春、秋と、気候の良

イタリア鉄道のチケットを自動券売機で買いましょう! (プーリア州:レッチェ⇔オストゥーニ)

<イタリア旅行記(2019年夏・南イタリア横断)no.16> この日は、イタリア鉄道に乗って、丘の上の街・オストゥーニ(Ostuni)に向かいます。 今日も、お天気良し! そして、かなり暑くなる予感。 さあ、列車のチケットを買いましょう! 近年、小さい駅でも一台は置かれている自動券売機。 当日券だけでなく、数日先までのチケット購入もできますし、クレジットカードが使えるもの便利です。 私は、金額の大きいお札(100ユーロ札 or 50ユーロ札)の両替も兼ねて、 利用す