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嫌なことも,嫌いな人もすぐに忘れる(#嫌いな人から学んだこと)

山根あきらさんの企画(👆)、
#嫌いな人から学んだこと に参加しようと思って、
さて、嫌いな人って誰だろうと考えた時、
ああ、そういえば元同級生の女子と
大人になってからけんかしたっけ、
大っ嫌いになったはず…
でも何でだっけ? ああ、
「もうありすとはつきあいたくない」
って言われたんだった。
でもなんで言われたんだっけ?
…という具合に、すっごく嫌な思いをして
大嫌いになったとしても、すぐに忘れる。
だから嫌いな人からは何も学べないのか?

嫌いな人だけじゃなくて、嫌なことがあると
「こんなことがあって…わーわーわー」
と騒ぐ傾向にあるけれど、その後すぐに忘れる。
友人と「最近嫌なことがあって…」
みたいな話になって「私も私も!」と、
その話を思い出して話そうとするのだけど、
あれ、なんで私あんなに怒ったんだっけ?
となる。私の脳はどうにかなってるのか?

嫌なことの乗り越え方 でも書いたが、
私は、嫌なことにもトコトン向き合い、
何がいけなかったかを分析して、
混乱したら書きまくったりもして、
きちんと消化させてから終わらせる。
多分、そして消化されると、
脳から嫌な記憶を追い出してしまうのだと思う。
忘れる努力などしなくても、
きちんと向き合って自分の中で解決すれば、
自然に忘れてしまうのだ。

そして同じような問題が起こった時、
記憶の糸を手繰り寄せて、
その時の経験が少しは生きてくるのだと思う。
2度も3度も同じようなことで怒ったりせず、
きちんと対処の仕方を覚えていくので、
経験値はアップしているはずだ。
(現在の推定レベル6)(👈ゲームか…?)

というわけでそこまで大嫌いな人じゃなくて、
記憶から葬っていない程度の、
苦手な人について書いてみよう。
今年の初めに辞めた会社に、
自分のことばかり話す女性がいて、
みんなに煙たがられていた。
お昼休みにみんなで話していても、
すぐに自分の話にすり替えて、
話を持って行ってしまう。
誰かが頑張って軌道修正をしても、
めげずにまた「さっきの話だけどさぁ…」と、
自分が話したい話題に引き戻す。
みんなうんざりしているのに、
気づかずにつまらない話を続ける。

課は同じではなかったものの、仕事中も
同じ課の上司に食って掛かっているのが
よく聞こえてきたので、多分、
ちょっと空気が読めないというか、
自分のことでいっぱいいっぱいになってしまう、
そういう性質があったのだと思う。
学生の頃も自分中心じゃないと
気が済まない子っていたけれど、
まあ、学生時代はなんとなくそれで
許されていたところがあったと思う。
でも社会人になると、その性格のために
周りを振り回すような人は、
だんだん避けられていってしまう。

その女性は、優しい先輩が
いつもそばにいてくれていたが、
そのほかの人たちはだんだん遠ざかって行った。
先輩はよくがまんできるな、と思っていたけれど、
そんな”困ったちゃん”なところがある彼女でも、
その女性をかわいがっていたのかな。
じゃないと、あんなに一緒にはいられないよな…。
嫌いな人を見て反面教師にするのも勉強になるが、
その人とつきあえる優しい先輩についても、
学んだ部分が大きい。

そういう自分が中心の”困ったちゃん”たちは、
気に入らないことがあると暴言を吐きがちだから、
私としてはやはり怖くて、距離を置いてしまう。
先輩は優しさも、強さも
持ち合わせているんだろうな。
だからいつも彼女に寄り添えるのだろう。

苦手な人を思い浮かべたら、
尊敬する先輩が頭に浮かんでしまった。
”困ったちゃん”は周りが見えない性質でも、
きっと優しいところはあるのだと思う。
いつか先輩のような強さを持つことが
できるようになったら、
私もその手のタイプの人とも距離を置かずに
つきあえるようになるのかもしれない…。
(多分それにはレベル9以上が必要か?)

トップ画像は、また Yukitaka Sawamatsu さんの
ページからお借りしました。
さわまつさん、ありがとうございました。

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