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やめ時がわからないこと

すすぐのが苦手だ。
どこで終わりにしていいか、
引き際がわからない。

例えば、米とぎのすすぎ。
まだ水は白いが、透明になるまですすぐのは
ほぼ不可能だし、ご飯がパサパサになってしまう。
どの辺までやればいいのか、毎回迷う。

トリートメントのすすぎもだ。
あまり残ったままだと
髪がベタベタになりそうだし、
すすぎ過ぎると髪がパサパサになりそうで…。
まだ滑らかさが残っている辺りで、
この辺かな、と切り上げるようにしている。

でも石鹸で手を洗う時は迷わない。
泡とヌルヌルが落ちれば、
石鹸が落とせたとわかるから。
…ということは、
私は完全に落とさないものが苦手なんだな。

熱帯魚の水槽を洗う時に、
砂利をすすぐのも最初は迷ったが、
今ではどの辺で切り上げたらいいか、
わかるようになった。

人生も同じかな。
人生でも、色々なことをやめている。
仕事や、誰かと付き合うことや、
何か取り組んでいること、挑戦していること。
でも人生では、やめ時がわからないことは
あまりないように感じる。
そんなに迷わない方だからか?

挑戦していることが
もし叶えられなかったとしたら、どこまでやるか。
それがその人の生き方を表していそうだ。
引き際にはその人らしさが表れる。

私はもしかしたら、やめないかもしれない。
生きている限り、挑戦し続けるかもしれない。
米も髪もすすぎ過ぎないけれど、
人生の引き際はよくないかもしれないな…。

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