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子どもに読んで欲しい最高の1冊

私は読書を習慣にしています。
読書をしていると
「この本、子どもが大きくなったら読んでほしいな」
という書籍に巡り会うことがあります。

その中で私が、将来子どもに読んで欲しいと思う
No1の最高の1冊を、紹介していきたいと思います。


最高の1冊

「きみのお金は誰のため」 という本です。
今、世間では積立NISAが話題になっています。
家計管理をして、投資、投資信託(NISA)などの資産運用をして
お金を効率よく増やしていきましょう。
その様な、お金を増やすジャンルの本が多く出回っています。

しかしこの本は違います。
「お金は無力である」「お金が解決する問題はない」
皆んなでお金を貯めても意味がない、
「お金は奪い合うことしか出来ないが、未来は共有できる」
そんなことが書かれているのです。

お金の価値観と社会の本質が分かる

30代の子ども2人を育てる私が読んで
お金の価値観、そして社会の見え方が変わりました。
今までの自分は、お金に支配されていた。
お金を過信していた。お金が無力である筈なのに。
お金の価値観が変わることで、社会がより広く見れるようになりました。
この本を読み終わると、今までの社会と全く違って見えます。

子どもが2人いて、30代の私ですが
お金のこと、社会のことが、全く分かっていなかったです。
きっとそれは、子どもにも影響を与えていた事だと思います。
娘3歳、息子0歳の時に、子育て中である私にとって、最高の本に出会えて良かったです。
その出会いが、子どもにも良い影響を与えると思います。


「誰の為に働くか?」

「あなたは誰の為に働いていますか?」
と聞かれたら、どう答えるか?
私はいつの日からか「子どもを養うため」「家庭の為に」と真っ先に答える様になっていました。

しかしそれは、「お金に縛られている」「お金の奴隷」になっていることに気付かされました。
働いて”お金”という給料を得ているうちに、「誰の為に働くか?」という答えが変わってしまっていました。
「お金」を貰う、それが”人”自分自身も変えてしまう。これがお金の恐さだと感じました。

子どもには
お金に縛られずに、「誰の為に働くか?」という答えを見つけて欲しいです。
その答えは、自分の外にはありません。
親でも人から教えてもらうものでもありません。
自分を見つめて、しっかり考えて、答えを導き出して欲しい。

そのための手段、ツールとして
「きみのお金は誰のため」を読んで、自分の答えを見つけて
良い未来を築いて欲しいと思います。

子どもへの贈与

「贈与」と聞いたら、真っ先に「お金」「車や家(物)」をイメージしていた私ですが、この本を読むと考えが変わります。
「”お金”ではない贈与が幸せな未来を作る」のだと。

愛する子どもがいつも、自分のそばにいてくれる訳ではない
自分(親)と離れて暮らすこともある
私は子どもより先に死ぬだろう
残された子どもの未来を思えば
お金ではない贈与が大切なんだと思います。

子どもに、この書籍を残して、文字を読み理解できる年頃になったら読んで貰う。それも”贈与”になる。
何気ない子育て中の出来事でも、それが贈与になること。
「お金ではない贈与が幸せな未来を作る」その言葉に感銘を受けました。
子どもとの毎日の日常で、私が話すことや行動など、何気なく子どもに与える事が贈与になり、その積み重ねが、子どもの幸せな未来を作るのです。

そして、その贈与が子から、子へ受け継がれていくことでしょう。
何年もの時間を超えて、より良い未来、社会になる様に。

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