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絵本の読み聞かせ何歳から

子どもの読解力や、考える力を育てるのは「本」である。

昨日の投稿です。
子どもとの習慣を3つあげて、書こうと思った時
一番初めに思いついたのが、絵本の読み聞かせでした。

それは私の家庭だけでなく、
絵本の読み聞かせが重要と考え、習慣にしているご家庭も多いのではないかと思います。

そこで、
こんなことを疑問に、思ったことはないでしょうか?

「絵本の読み聞かせは何歳から始めると良いのか?」です。
それは、赤ちゃんの発達過程を見ていくと
絵本を読み聞かせを、始めるベストな時期が分かります!

それでは、今日も書いていきたいと思います。


絵本の読み聞かせを始める時期について

結論から言います。
読み聞かせをいつから始めるかの正解は無いと思います。
でも、前述した様に、赤ちゃんの発達過程からベストなタイミングがあります。

それは、
生後3ヶ月から6ヶ月の間に、絵本の読み聞かせを始めるのがベストだと言う事です。

なぜか?
その理由を、これから説明していきます。

赤ちゃんの発達について

生後1ヶ月から2ヶ月の赤ちゃん

生後1から2ヶ月の赤ちゃんの視力は0.01程度だと言われています。
そして、視野が狭く、目の焦点が合うのも狭い範囲のみです。
なので、ぼんやりと認識できるほどです。

また首がしっかりしていないので、
目で追う(視線を動かす)のが少し難しい段階です。

生後1から2ヶ月の赤ちゃんは、
絵本からの、視覚的な情報に対して、
ぼんやりと、そして色彩感覚も未熟な段階で、絵や形、色も認識しにくい状況なのです。
聴力は備わっているので、声に対して反応や認識はありますが。

そのため、生後1.2ヶ月の赤ちゃんの、絵本の読み聞かせは、
親の都合が良い時や、余裕のある時で良いかと思います。

生後1ヶ月、2ヶ月くらいの赤ちゃんには
・スキンシップ(ベビーマッサージなど)
・日光に浴びて、暖かさを感じたり
・外の空気や風に触れる
・抱っこで、触れ合いを感じる
などの体性感覚(感覚機能)を通しての、遊びの方が優先順位が高い様に考えています。


生後3ヶ月から4ヶ月の赤ちゃん

生後3ヶ月-4ヶ月頃になると、
視力も発達し、定頸します(首がすわる、しっかりする)。
首がしっかりする事で、動く物を目で追ったり、色までも区別出来るようになるのです。

さらに、物の奥行きに関しても分かってくる様になり、
視覚的な情報も、認識しやすくなってくるのです。

それは
絵本の読み聞かせを始めるのにピッタリのタイミングです。

でも、その時はまだ
「習慣にしよう」とか、「毎日しなければ!」
なんて思わなくて良いです。

夫婦どちらかできる時に、余裕がある時で大丈夫です!
軽い気持ちで、始められる時期でもあります。

そして読み聞かせをする時は、
子どもと肌を触れ合いながら、”楽しく”読みきかせをする。
それが、「始めるのがいつから?」と言うことよりも
一番大切なことなんだと思います。

絵本を習慣にするのはいつが良いのか?について

絵本を習慣にする(ルーティンを作る)には
2歳くらいから、3歳までの間を目標に、習慣化して行きましょう。
その時の子どもは、「動きたい」気持ちが強い時です。
そのため、寝る前に絵本を読み聞かせをしてください。
絵本を読んで、寝る。のルーティンを作るのがオススメです。

そのルーティン化が出来ると、
絵本を読む→睡眠の流れがスムーズになります。
そして、子ども自身が「絵本読んで」と絵本を自ら選択して持ってきて、主体的に動くようにもなります。


まとめ


絵本の読み聞かせはいつから始めるのか、
これが正解!という答えはありませんが、
赤ちゃんの発達から、ベストな読み聞かせの開始時期があります。

それが生後3ヶ月から6ヶ月の間に、読み聞かせを始めるのがベストだと言う事です。

生後3ヶ月頃から
首がすわり、追視できたり、徐々に色の区別も出来るようになります。
視覚的な情報が認識しやすくなるのです!

「絵本を読み聞かせ何歳から?」のタイトルですが、、、
一番大切なことは、始める時期よりも、
子どもと触れ合いながら”楽しく”読み聞かせをする。
それが一番大切なことだと思います。

親と触れ合いながらの、
絵本の読み聞かせをきっかけにして、「本好き」になります。

そんな願いを込めて、絵本の読み聞かせを習慣にしています。


最後まで読んで頂いて、ありがとうございます。

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