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先生こそイノベーションを⑤

ソーシャルイノベーションスクールに入学しました。

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創造。これが一番大事。O→1


ジャパンハートの吉岡先生の話を聞いた。

「目の前のひとりの生まれてきて良かったを」
日本の医療から。

一言で言うと、志の塊。本当に素晴らしい話を聞けた。

その話で学んだこと、自分が行動していきたいことを振り返っておく。

○吉岡先生はなぜ医師になったのか?

(吉岡先生の話)
戦争で手や足を無くした人など困難な人や地域を見てなんと自分は幸せなんだと思い「もったいない」と感じた。その人たちのためにできることは医者しかなかった。ミャンマーで多くの日本人が死んだ。慰霊団と一緒に行っていたのが吉岡先生。当時の医者が海外へ行くとしたら、アメリカやヨーロッパだった。ミャンマーに行くとしたら変だと思われた。けれど、自分のやっていることは昔から全く変わらない。時代のトレンドが変わった。

この自分の仕事観、人生観の原点を考える大切さを感じた。

○30万人に対して医者一人

(吉岡先生の話)
目の前の人をひたすら見る。これが自分の人生だ。多くの子どもの病気→先天異常 慢性疾患を見る医者がいない。中村哲先生→貧困層に慢性疾患をみていた。それ以外自分以外にいなかった(慢性疾患を見ている人が)
ただ手術できる環境ではなかった。断るしかなかった。続けるかやめるかどっちかしかなかった。どうしたら手術できる?色々な問題 たくさんの言い訳。このまま続けたらいつかやめるだろう。前に進むしかない。色々なアイデアで突破するしかない。年間数千件の手術(今は)。

一番大切なのは、自分の志、パッション。それがあれば、やり方は色々ある。

○自分の人生 命の時間を削っている。

(吉岡先生の話)
時間さえあれば何でもできる。無限の時間が与えられていたら何でもできる。だけど、僕らは寿命がある。せいぜい100年。その時間をどう使うか。自分の寿命をどう使っているかが人生だ。自分の寿命を使って何かをしているだけ。自分が納得できたら何でもいい。色々な年齢層がいるのが当たり前。いい人生を歩むためには人生はマラソンみたいなもの 後半グダグタになると人生否定的になる。人生は後半よくあるべき 後半が良ければ全部肯定できる医者の時よければいいわけじゃない。どういう風に行動し、どう位置付けていくか医者というのは手段の一つ。目的は幸せである。人は大切にされることで価値を見出せる。医療とは患者の人生の質を上げること。教育とは子どもの人生の質を上げること。

時間の感覚ってすごく大事。時間=自分の命。

○信念をもって質のいいことをする

(吉岡先生の話)
決断する時自分との対話。出来上がった組織の大きさに特に価値はない
そんなところでやるならぶっ壊して1からやってもいい。そんな思いでやってきた。お金のために自分の信念を曲げない。質のいいことをする。

この考え方を教育現場にどう落とし込むか?

吉岡さんが医療現場を変えようとしてきたことを知り、「教育現場を変えるためにはどうしたら良いか?」を考えた。グループディスカッションでは、日本は脱炭素しかやっておらず、健康事業に注力させるためにはどうしたら良いかの話し合いもした中で、教育にもっと力を入れるためには?を考えてみた。

「教育事業の可能性をビジネスに活かす。」


○子どもの素晴らしいアイデアを社会へ


教育現場(子ども)、企業、地域を連携させることで教育にはしょーしゃるイノベーションを起こす大きな可能性を持っていると考える。例えば、子ども(小学生から高校生)が企業の問題や地域の問題を解決していく。多くのアイデアを子供達が持っており、企業が考えることができない独創的なアイデアをもっている。中学生や高校生で起業をしている子もいる。子どもたちへの教育を変えることで、そのアイデアをビジネスに活かすことができるのではないだろうか。さらに、企業や地域が教育現場に入ることで、教育現場の人材不足や教師の多忙問題を解決にもつながる。企業や地域に授業を委託することで負担軽減にもつながる。さらに子供達が身近な社会問題を解決しようとするプログラムなどを展開することで子どもの力を社会に出す仕組みを作る。


○多様な人材、産業を教育現場へ


より多様な人材や力を集結して、教育に携わる人に新たな価値を提供する教育のプラットフォームを作る。教師向けや保護者向けにこれからの社会を作るために必要なことを学ぶプログラムを作る。例えば、イノベーション、チームビルディング、コーチング、マインドフルネスなど。教育に携わる人たちで未来につながる教育につながるためのことを学んでいく。それをビジネスとして確立していく。

○結局、仕事って何だ?

そもそも仕事ってなんだ?
吉岡さんの話を聞き、何かをこなしていくことが仕事ではなく、創り上げていくことが仕事であると感じた。志をもち、自分の信念を創造していく仕事をこれからしていきたい。
けれど、今の学校現場では、仕事=苦しくて大変なこと。と子供達に伝わっている。そのために、つまらないことでも、大変なことでも継続して頑張る、忍耐することの大切さを繰り返し指導している。

果たして、そうなんだろうか?そこを変えていきたい。

○仕事は変わる


未来の仕事=好きを体現できる。自分の得意を表現できる。
chat GPT、AIの時代、月(moon)が次のビジネスチャンスだ。
そんな時代、仕事は変わる。もはやこれから今の仕事という感覚もなくなるのでは。
だからこそ、吉岡さんのように何もない0の現場から1を作ることの重要性、必要性が出てくるのでは。大人も子供もこれからどうなるか分からない。
仕事、学び、遊びが一体化して自分の人生になる。そうなるとワクワクしてきませんか?自分の志がそのまま仕事になり、遊びになり、学びになる。
きっと未来は仕事=学び=遊び=人生になる。
つまり、自分のやりたいことを創造できる力が大切。
「学校が子供を創る」のではなく「子供が学校、社会を創る」。
そんな社会にできることをしていきたい。

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