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自分をコワがらせているものとは

数か月前のこと。

3か月続くSNS集客講座に入って1回出席しただけで辞めた経験があります。

今となっては「いい学びだったなぁ」と言えるのですが、

当時は「なにやってるんやろう私…」と少々落ち込みました。

始める前から「なんとなく違う」とは思いつつ結局入ってしまったのは、私の根底にある「そうでもしないと私にはできない」という怖れが原因でした。

怖れベースで始めたものは自分の本質からズレているので1回出席してすぐに「やっぱり違った」となるわけです。

こんな結果を招く理由は私の中にある

「○○できなければ○○になれない」という強い強迫観念でした。

この場合で言うと「集客塾で学ばなければ、上手くいかない」という怖れ。

そんな観念が私の中にあり、それがいつも自分で自分をコワがらせているなぁと氣づいたのは自分と向き合うようになってからのこと。

氣づいたとて完全に手放すことができず、こうやってちょいちょい顔を見せ私を怖れに導くのでした。

手ごわい強迫観念。

いつのころから私の中にあるのだろう。

探ってみるとそれは幼い頃からだとわかりました。


私は幼稚園のころから環境の変化に弱く、人の感情に敏感、匂いや音が苦手なHSP気質満載の子供でした。

繊細な気質を持っているので、とてもこわがりです。

そんな子にしてみれば集団行動は恐怖でしかないんですよね。

みんなと同じようにできなければおいていかれる

ここへの怖れがすごく強かった。

はいっ! これっ👆

これが私の中に強迫観念が根づいた瞬間です。

みんなと仲良くできない、体操服に着替えるのが遅い、給食が食べられなかい……できないことは沢山ありました。

でもおいていかれるのは何よりもコワかったので、ついていこうと必死でした。

このころに私の中に植えつけられた

「○○できなければ○○になれない」

という怖れは小、中、高とすべての学校教育の中でどんどん大きくなっていきます。

テストでいい点をとらなければいい高校に行けない。

いい大学に入らなければいい仕事につけない。

いい仕事につかなければいい生活ができない。

これらすべてが私にはとてもコワかった。

だから「○○できなければ」の「○○」に自分をハメようとします。

でもできないので苦しい
(できたとて自分をすり減らして必死でやるので苦しい)
   ⇩
やっぱり自分はダメなんだと落ち込む
(自分を削っているので疲弊する)
   ⇩
ダメなままではイヤなので再度トライする
(なんとかもっと上手くやれないかとさらに必死になる)
   ⇩
でもやっぱりできないのでさらに落ち込む
(やり方を覚え労力は減ったものの苦しさは増すばかり)
   ⇩
徐々に力が奪われていく…

この繰り返しで私はどんどんホントの自分から離れていきました。

こんな思いをしてきた人、多いんじゃないでしょうか?

そもそも「○○できなければ○○になれない」というのは事実ではありません。

今ならそれが本当ではないことはわかるのですが、小さい頃からみなと同じように振舞うことが正しいと教育されてきた社会の中では疑う余地を知らないのです。

みんな騙されてるんですね。

私も自分と向き合うようになって初めてそこに氣づきました。

そしてその強迫観念こそが生きづらさの原因でした。

人はみな持って生まれた氣質や性格、あらゆるものすべてが違います。

それはホロスコープが証明していて、地球上にいる人誰一人として同じホロスコープを持つ人はいないのです(これを知ったときはビックリした!)。

なので人生を生きるうえで進み方やペースなどは人の数だけあっていいのです(いやむしろそうでないとおかしい)。

そこに氣づくとホッとしませんか?

あー私は私のままでいいんだ。
もう何も焦ることはない。
誰かと比べて落ち込んだり、必死でついていこうとしたりしなくてもいい。
自分のやり方で進めばいいんだ。

大きく息が吸えるような解放感。
安堵感に包まれた感覚。

この感覚を知ってる人って少ないんじゃないかな。

正直私も完全にはよく分かりません。

でも本来の自分に還っていく中で少しづつわかり始めてる氣はしています。


今これを読んでくださってる方の中で

なんか息苦しい。
いつも何かに追われてる感じがして落ち着かない。
本当の安らぎを知らない。

などという方がいたら、自分の中にある自分をコワがらせている観念を探ってみてください。

それがあなたをホントのあなたから遠ざけている原因であることが多いです。

見つけたら半分手放したも同然です。

そこからは少しづつ自分のペースで進んでいけばいいのです。

あなたが生きづらさが解放されますように。

今日も読んでくださりありがとうございます。


スタエフでもお話しました。

声から伝わるものがあればうれしいです。









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