「天上天下唯我独尊」
釈迦が生まれ出でた時に発したされる言葉ですね。
あまり訊かれることはないかもしれないけど、誰かに好きな言葉訊かれたときには、今後これを言うことにしようかと思っている。座右の銘ってやつ？
まず、単純にかっこいいし。

意味についてのところでは、「天にも地にも我より尊いものはない＝私が一番偉い」みたいな意味だとか、「この世に生きとし生けるものはすべて皆、同様に尊い」的な意味だとか、いくつか聞くけれども、「自分に自信もって、自分をもっと大事にしてやる」、って意味で自分につぶやいてやりたい。

長年の間に、つい他人に合わせてしまうという癖がついてしまって、どうもしょうがねぇな、と思っている。
まあ、そうなったのには、そうなったなりの理由があることはあるんだが、この癖のせいで残念なことになる場合も昔からたびたびある。そりゃそうだ、自分の考えじゃないんだもの。
「あの人がいうから、合わせたけど、やっぱり私の方が正しかったじゃないか！」みたいなのも、たくさんある。

だから「自分は尊くて賢いんだもの。自分の考えに合わせておけばいいさ」って考えたらいいじゃん。

他人はいくらでも好きなように言うし、いくらでも好きなように考える。
誠心誠意語ったことでもそれが通じるとは限らないし、「どっからその答え、出てくるの？？」という突拍子もない答えが返ってくることもある。

他人に期待してもダメだし、合わせようとしたところでうまくいくものでもない。でもそれでいちいち傷ついたり深く悩んでもしょうがない。

「尊くて賢い私が自分の心に従ってしたことだから、それだけで素晴らしい」とか「尊くて賢い私が傷ついてはいけない。だからしょうもないことで悩まなくていい」とか思うといい感じなんじゃないかと思うんだ。

それから、もうひとつ、同じくらい素晴らしい言葉がある。
「めんどくさっ！」

つまんないことで悩みそうになったとき「めんどくさっ！」って言葉に出してみると、悩むのがめんどくさくなって、どうでもよくなるので、非常に価値の高い言葉である。