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【本質×アンチテーゼ】 「Z世代の日本酒離れ」に対する個人的見解

おはようございます。あずまです。
Z世代の日本酒業界への挑戦」というタイトルで日々発信しています。
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きょうはZ世代の日本酒離れについて、個人的見解を書きたいと思います。少々既存の概念にアンチテーゼを張っていますが、ぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。

先日の記事では若者の日本酒離れについて、「若い世代の人たちは日本酒との接点が分からないだけである」と書きました。

改めて考えてみると、確かにそうだなと思う一方で、日本酒は焼酎などに比べてまだまだ分かりやすいお酒だと思います。マーケティングも徐々にではありますが重要視されつつあります。

日本酒を飲まなくなった背景として、もっと根本的な問題があるのではないかという風に最近思えてきました。それからさまざまな人たちの話を聞くにつれ、だんだんと確信に変わりつつあることがありますので、今日はそれについて書きたいと思います。

❶その国のお酒を飲む行為は愛国心から生まれるのではないか

今日のnoteの結論から申し上げると、Z世代の僕たちが日本酒を飲まなくなった(と言われる理由は)日本を心から好き/愛していると言えないからではないかと思っています。

少々危ない発送になりますが、国を愛する心を育む環境がそもそも整備されていないことこの国に生まれて幸せだと言えるような瞬間が日々の日常には存在しないことなどが大きな理由かと思っています。

❷フランス人にとってのワインから考えてみる

例えばフランスのワインについて少し書きたいと思います。

フランス人は自国のワインとその周辺の文化を心から愛しています。日本酒がフランスで普及しにくい理由の一つとして、そういった国独自のカルチャー的背景があると思います。

なぜ普及しないのか。理由はシンプルです。

「俺たちの国にはワインという国酒あるのに、なぜ、わざわざ他国のお酒を飲まなきゃいけないんだ。フランス料理にはワインだろ。」

一方でどうでしょう。

「俺たちの国には日本酒という国酒があるのに、なぜ、他国のワインを飲まなきゃいけないんだ。日本の料理には日本酒だろ。」

こうはならないですよね。ここに日本酒とワインの決定的な差があるのだと考えています。

❸日本(日本酒)とフランス(ワイン)の決定的な違いは何なのか

おそらく愛国心です。では、なぜ愛国心が育まれないのか。

冒頭にも簡単に書きましたが、WBCやサッカーW杯のように「日本」を感じる瞬間が少ないこと。そして、日本に住んでいることで自分が満たされていると感じる機会が少ないこと。これなんじゃないかなと思っています。

言い換えると、国民である私たちが、日本国民であることの自覚や誇りを持てていないからだと思います。でもそれは仕方のないことなのかなと最近は思います。

例えば、政治問題。税金。給料。物価。社会保険料。

いつもこれらのワードに対してネガティブな情報しか回ってきません
日本はダメだ。未来がない。この国はいつか終わる。SNSでもこのような投稿ばかり流れてきます。

それを読んだ人たちは「あぁ日本ってダメなんだな・・・」と思うようになります。でもそれは自然反応だと思います。

物価や税金も高くなる一方で雇用の給料は上がらない。生活はどんどん苦しくなる。そんな状態で自分自身さえ愛せていないのに、その先にあるこの国を愛することができますか?

❹自己肯定感と自国肯定感

話の続きになりますが、自己肯定感があるからこそ自国肯定感が生まれ、その土台ができて初めて、日本の伝統や文化に対してリスペクトの念を抱くのではないでしょうか

このリスペクトの念があるからこそ、日本のお酒、つまり日本酒を飲んでみようと思えるのではないでしょうか。(焼酎も然りです。)

若者の日本酒離れは、単純なアルコール離れのような薄いものではなく、もっと奥深い根本的に問題があるのではないかと思います。

❺シニア世代と若者世代のギャップ

「最近の若者は日本酒を飲まなくなった」

確かに過去のデータから見ればそうかもしれません。

でも僕らは「日本酒離れしてるな〜」と感じながらお酒を飲むわけではありません。あくまでこれは過去と比較した場合の話であり、僕たちとしては純粋に飲む機会が減っているだけです。日本酒から離れているわけではありません。それが日常なのです。

ただ純粋の飲みたいと思えないだけなのです。その原因は何か。
それが愛国心なのではないかと最近よく思うのです。

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