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バイリンガルのスイッチ

私は、バイリンガルだ。少なくとも。
レベルはともかく、韓国語と日本語を自由に使える。

例えば、こんな感じだ。
この場に、三人いる。日本語しかできない人、韓国語しかできない人、そして私。日本語と韓国語をほぼ同時に喋べりかけられても、日本語には日本語で、韓国語には韓国語で返せる。あまりストレスなく。

「どこに言語の切替スイッチがあるの?」と聞かれたことがあるので、自分の中の言語システムを考えて見たことがある。
結論から言うと、スイッチはない。
切り替えてる訳ではないのだ。

日本語で喋ってる時は、日本語で、韓国語の時は、韓国語で考えている。
それが同時に動いてる感じだ。
だから、どっちかで考えて、訳したりしている訳ではない。
日本語脳と韓国語の脳がパラレルにある感じかなー。

たまに同じような境遇の人(日本語韓国語バイリンガル)に会うことがある。そういう人との自然な会話は、かなりちゃんぽんだ。混ぜて使う。
はたから聞いたら、何自慢してるの?とムカつくかも知れないが、それが彼らには一番負荷が少ない状態なのだ。言語によって微妙にニュアンスが違うので、自分が一番しっくりくる表現をたどると、必ずMixになる。

逆を言うと、どっちかの言語だけでコミュニケーションしてる時は、それなりに気を使っている状態とも言える。意識的か無意識かは別として。緩むとちゃんぽんになっちゃうから(笑)

どこかでちゃんぽん語を耳にしたら、「あ〜気が緩んでるのね〜」と温かい目で見てやってくださいね〜




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