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韓国滞在時に食するものーコスパ重視

最後の渡韓から約3年。規制もだいぶ緩くなってきたし、そろそろ韓国に行ってみようかなと思うようになってきた。

正直に言うと、今までホームシックになったことは一度もないが、フードシックになったことはある。対象が母の手料理とかじゃなく、あの店のキンパとか、あそこのおばあちゃんが作るスンデ(腸詰め)なのが自分でも笑えるけど。
慣れ親しんできた食べものというよりは、単純に好きな食べものが恋しくなるんだと思う。


準備から本番体制

渡韓前は、食べたいものをリストアップする。そして、それに基づいて動線を組む。
友人や親類に会う時も、了解の上で、なるべくそのリストにあるお店でご飯を食べる。滞在日数が限られてる=食事の回数も限られてるからだ。
1日10食くらい食べれたら困らないだろうけど…

困ったことに、父と母はあまり協力的じゃない。
父はこの切実さに共鳴してくれない上に面倒くさがり屋なので、近場で済まそうとする。
母は、自分の手料理を振舞いたいので、外食にいい顔をしない。

一番気が楽で、リストをクリアできるのは、親に黙って渡韓することだけど、その話はまだ別で書くとして(笑)


渡韓して何を食べるか

限られた回数を最大限有効に使うには、優先順位を付けることが大事だ。

基準は一つ、「コストパフォーマンス」。それに限る。

ここで言う、コスパは、値段に見合ったとか、お得感の意味ではない。

値段よりも、稀な機会を最大限活かし、日本では中々食べれないものにありつけたかどうかだ。

完全私基準の韓国でのコスパの良い&良くない食べものはこんな感じである。

コスパ 良い
・土着の食べもの:いわゆる、ザ・大衆韓国料理
  チゲ:おから味噌チゲや出来たて豆腐のチョダンスンドゥブがオススメ
  豆もやしクッパ:豆もやし大国の韓国。澄んだスープはしみるうまさ
  水冷麺:盛岡冷麺とは別物。超極細麺と牛出汁がウマい
  チヂミ:緑豆のチヂミとマッコリの組み合わせは最強。糖と脂(笑)
  キンパ:美味しいお店のキンパは、東京に持ち帰りたいくらいだー!
      具材の組み合わせで種類も豊富
・ナムル:野菜の種類も違うし、シンプルだからこそ、味付けに腕が要る
・お餅類:日本のお餅とかなり違う。甘さ控えめ、健康志向強め
・スーパーのアイス:特に梨のシャーベットが最高!パピコ状

コスパ まあまあ
・焼肉:韓国料理というと焼肉だが、実は日本スタイルの焼肉は韓国ではマイナー。プルコギかサムギョプサル屋さんの方が一般的。味が特別美味しいというよりかは、夕方行くと現地の会食の雰囲気が味わえるので、それがいい。
・ビビンバ:日本で作っても味に大差ない。当たりはずれの少ない料理

コスパ あんまり
・外来の食べもの:総じて値段が高い!正直わざわざ韓国で食べなくても…
  パスタ:その値段ならサムゲタンにしな!栄養満点だから。
  パン:帰ってくればいくらでもあるよ!それよりも定食屋さんへGo!
  ケーキ:体験としてはありだけど、お餅の方をおすすめします。
  コーヒー:薄い…カフェメニューなら、かき氷がオススメ。
  ビール:薄い…飲むなら焼酎と割ったソメックにしてね。酔うけど。


ざっと書くとこんな感じだが、まとめると…
土着のものは洒落っ気はないが、味がしっかりしていてレベルが高い。長年の蓄積とやはりその土地ならではの素材を使ってるので美味しい。
反して、外来のものはまだ日本よりも歴史が浅く、オタク気質も日本に比べると弱めなので、わざわざ韓国まで行って食べるには、時間と胃袋のキャパがもったいない!!と思ってしまう。

向こうでも、お茶する時はスタバとか行くけど、正直コーヒー飲むくらいなら、キンパもう一皿にしてくれよーーと心の中で猛烈に訴えている(笑)

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