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心霊スポット探索 権現(ごんげん)ダム

今回は加古川市にある心霊スポットの権現ダムに纏わる怪談を話そうと思う。

では、権現ダムが何故心霊スポットになってしまったのかには理由がある。そのことについては、後から紹介するニュース記事を見て頂きたい。

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SNS最後の投稿「泣きたい」20歳女性、亡くなる前日か 加古川遺体遺棄

兵庫県加古川市平荘町中山の権現ダムの湖で11日朝、透明の衣装ケースに入った大阪市の女性(20)の遺体が見つかった事件で、首に絞められたような痕があったことが13日、捜査関係者への取材で分かった。兵庫県警加古川署捜査本部は、殺人容疑も視野に捜査している。

捜査本部は13日、DNA型鑑定の結果、女性の身元を発表し、自宅マンションを捜索。周辺の防犯カメラの映像を集め、交友関係なども調べる。

捜査関係者によると、遺体に目立った外傷はないが、首に絞められたような痕があった。ただ死後に生じる皮膚の変色などの可能性もあるといい、死亡との関連を慎重に調べている。

12日に司法解剖した結果、死亡推定時期は10日午後と判明。縛られた形跡などはなく、死後間もなく衣装ケースに入れられ遺棄された疑いがある。ケースにはロープのようなもので土のうが二つ付けられていた。ケース内に女性のものとみられる財布があり、現金が残されていたという。

捜査関係者や友人によると、遺体で見つかった女性(20)は三重県の高校を卒業後、大阪市内の飲食店などで勤めていた。

高校時代からの友人(21)=大阪市=は「元気いっぱいで、人懐っこい子だった」と唇をかむ。

女性とは数カ月に1度会い、インターネットの会員制交流サイト(SNS)などでも日頃からやりとりしていた。「大阪で知り合いがたくさんできて楽しそうだった」と振り返るが、7月末の電話では「仕事に疲れた」「三重に帰りたい」と話していたという。

女性は小まめにSNSを更新。水上バイクの免許があり、最近も「誰か一緒に乗りに行きませんか」などと投稿していたが、亡くなる前日とみられる9日未明で書き込みが途絶えた。最後となった投稿には「悔しいのとか色んな気持ちがあふれてきて泣きたい気分や」と記されていた。

出典/神戸新聞NEXT

女性を殺害した犯人と女性の遺体を運搬した犯人は逮捕済だが、やはり殺害された方の遺体が遺棄されたというのが心霊スポットとして紐付けられるようになってしまった。 

今回どうして権現ダムで心霊探索をすることになったのには理由がある。

それは、過去に糀屋ダムに行った際の事である。

過去に投稿してあるので是非読んで下さいm(_ _)m

たまたま夜釣りに訪れていた釣り人の方から心霊スポットの貴重な情報を頂いた上で、地元の方しか知らない心霊スポットを複数箇所教えて頂いた。

そのうちの一つが権現ダムだ。

前述した衣装ケースに入った女性の遺体が発見されたことは地元でも知られているだけに、殺された女性の幽霊が出るといった具体的な幽霊の目撃情報は得られなかったが、遺体遺棄事件があったことがマイナスのイメージになってしまっているようだ。

そこで、今回はダムカード取得のためにわざと明るい時間帯に伺い権現ダムを探索することにした。

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駐車スペースから見た権現池

因みに権現ダムについて簡単な紹介。

権現ダムは兵庫県企業庁が管理する加古川工業用水の安定供給を目的とし、昭和53(1978)年に本体工事が着工され、昭和56(1981)年に完成した。ダム湖の名称は権現池(ごんげんいけ)である。

堰堤から見る権現池
風が強く吹いていた為撮影が大変だった
ロックフィルダムならではの石積が印象的
奇跡的に綺麗な青空が覗かせていた
白い小屋

実は小屋が建つ左側の斜面が、衣装ケースに入った女性の遺体が遺棄された場所である。遺棄場所については後で詳しく紹介する。

堰堤より撮影

雨上がりの為にダム湖から吹く風がきつかった…。

撮影時に降り止んだのは有り難かったがただただ寒かった。思わず持っていた貼れない懐炉を強く握りしめた(笑)

堰堤を撮影

因みに左側はソーラーパネルになっている。

いよいよ遺体遺棄事件の現場に近付く瞬間
現場がいよいよ間近になってきた
風さえ吹いていなければ綺麗な写真が撮れた(;´д`)トホホ…
堰堤より第2権現ダムを眺める
いよいよ堰堤を渡り切る瞬間
ラビリンス型の洪水吐が印象的だった(*゚∀゚)
場所を変えて撮影
物珍しさにじ~っと見てしまった(*‘ω‘ *)
問題となる場所を改めて堰堤より再確認
堰堤を渡りきり道路へ
遺棄場所とされる場所を事件と検索したらヒットした当時報道されたニュース映像の内容を思い起こしながら探してみる
見えてきた…!
映像の内容から見ると恐らくこの付近
左側を撮影
小屋の左側から付近を撮影してみた
念の為に撮影

実は今回撮影するのは遠慮したが、ここだけがおかしいと感じた場所があった。

そこは、小屋に向かうまでの道のりにありかつ車に積んだ衣装ケースを遺棄しやすい環境にあるだろうフェンスの下の部分がちょうどよく穴が空いている箇所があり、ここが遺体を遺棄した場所では?と思った箇所がやはり映像にある場所だったためにやはりかと思った。

今まで、心霊スポットとされる所以に自殺や中には殺人事件の被害者が襲われた現場にはばけたんを通して心霊検証を行ったが、今回の遺体遺棄現場というのは非常に初めてであり、向かうまでは果たして別の場所で殺害された女性の御霊など果たして出てくるのだろうかと疑問視していた。

でも、実際に権現ダムに行って分かった。

女性は違う場所で殺された末に遺体を権現ダムで遺棄されたわけだが、人は亡くなった直後なら魂が肉体から離れ、亡骸と化した自らの遺体を上から見下ろしているとされるのだが女性は悔しい気持ちを滲ませながら見ていたのかもしれない。

確実に出ないと言い切れないと分かったのは、遺棄しただろう現場で明らかに空気が宜しくないと感じたと同時にほんの一瞬だったが水面に殺されただろう20代と思われる若い女性の御霊が立っていると気付いた。当然ながらあの強い風が吹く中で何の違和感もなくましてや女性の着用する服が濡れていないのはおかしいのでひょっとしたらと思った瞬間には女性の御霊は消えていたが、殺害現場ではないこの場所で何故女性は現れたのか疑問でしかなかった。しかし、色々付近を撮影したりして探索を続けるうちに次第に答えが分かった。

それこそが、殺された女性は殺された事に対し納得していないことは勿論だが、女性は場所も分からぬ権現ダムに自らの亡骸を遺棄されたことに対しても納得がいかなかった。恐らく証拠隠滅するのが犯人の狙いだろうが、全てにおいて納得のいく死ではないからこそ未練があってもおかしくない。

今回わざと衣装ケースを遺棄しただろう場所の撮影を遠慮したのには、殺された女性の無念を強く感じたと同時に、知る人ぞ知る心霊スポットなだけにあまりこの場所が特定されてはいけないような気がしてならず"撮影しない"と決断するに至ったが、やはり過去に悲しい事件があった場所だからこそ落書きやらゴミ捨て、破壊行為といった悪ふざけや映像を通しての炎上狙いの行為があっては宜しくない。

こんなことを書いている私も心霊検証が狙いであるのは否定はしないが、いざ探索し目の当たりにして私なりに今迄考えてきたことが思い込みであったり実際は違うということを映像や実際に視えたことで分かることもある。今回は、初めて遺体遺棄事件の現場に行ってみたが、心霊の怪異譚は改めて本物だということを学習した。

それは、心霊スポットとされる所以が遺体遺棄事件現場であれど、殺害現場であっても殺された方の無念だけは時代が変わっても消えることはないということだろうか。改めて若くして命を奪われた女性の御冥福を心よりお祈りしたいと同時に模倣犯が二度と生まれぬよう事件を風化させないために事件の概要がわかる動画をリンクしておく。

最後に権現ダムについて改めて良さを紹介したい。

権現ダム 概要
権現ダムの石碑
権現ダムの案内板
拡大して撮影
権現池を撮影
水が透き通っていて綺麗なダムだった
 
場所を変えて撮影
権現池をメインに撮影
堰堤をメインに撮影
堰堤をメインに撮影

以上が権現ダムの心霊探索記録。

ダムカードとばけたんWARASHI

加古川工業用水道管理所でゲットできる権現ダムのダムカード。写りが悪くて申し訳ない。土日祝日でも配布をしているのが非常にありがたい。

ただダムカードの説明には加古川市の魅力に関する文章が少ない印象を受けたΣ(・∀・;)



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