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最近の妹子俳句


たまにはUPしないとnoteのことを忘れそう!
しかし、下の子の俳句がここまで続くとは思ってなかった。

UPしていないものも合わせて、300句ぐらいになっている。
句の数が365になったら、一年分といって見せてやろうと思います。




この最後の、「うずまきの」~は、自由律だと下の子が自分で言っていたのだけど(概念を覚えた)、あとで考えて、もしかするとこれは詩ではないかな?と思った。


【去年6月】

さえずりよ みみにききいり あじさい路

わたゆきか あじさい色の くもの上

つつじ咲く 雲をすいとり そだつ花

くらやみに ひかるほしぼし 月のかげ

くらやみの 月のひかりに かすむほし

たんぽぽの 花待つかざり ふゆざむさ

ありを追い みちびくかなた とおざかる

すずむしに なかれなかれて よるの秋

おわり見え はしりとどめる みずべみち


去年の6月ごろにまとめて詠んでいたものを、そのままにしていた。
(雲をすいとり そだつ花、が好きかな...)

ご覧のとおり、6月に「秋」なんて詠んでいるあたり、下の子の季節感はめちゃくちゃ。ただ、イメージが浮かぶままに言葉をつなげている感じ。でもそれで形になっているので、いいか、と思う。


ゆうがおや まつりまつりにおくれつつ
かすかなひかりに みをよせりけり

下の子「お花の盛りに見向きもせずに、お祭りはさっさと進んで行くでしょ。花のさかりをはずしてるでしょ。お祭りが過ぎた後に、花はひっそり咲くんだよ」




【下の子俳句 亜種】

保存ミス きえてなくなる かなしみに

(わ、わ、わかる...!!!)

すぎさりし むかしのはなし まだつづく

(は、は、腹立つ…!!!)

親として こどものなみだをたずねては おもちゃかわない ままのいじわる

(これはスーパーで泣いてる小さなお子さんを見て作っていたものです。私ではない。私では。)


【下の子 詩】

はすの庭
藤のかたわら
石だたみ
じゃりの音

蜘蛛の窓
鯉のたわむれ
はとのまばたき
まだ秋のはじまり





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