見出し画像

ぜひ食べてみたいアメリカのスーパーフード② ~モリンガ (Moringa)~

最近はスーパーフードにハマっています。
なんてっかていうと、”楽しい”からです!(^^)!

健康な食事っていうと、制限、制限、制限って感じでたのしくないですよね(´・ω・)

新しいものに挑戦したり、しかもそれが美味しく、そして身体に健康的な作用があったら最高じゃないですか!

今日はモリンガを紹介したいと思います。

モリンガ (Moringa)
インド、パキスタンやネパールなどが原産のワサビノキ科の植物です。亜熱帯の国々では昔から薬や、美容、健康のために利用されていたため、「奇跡の木」とも呼ばれています。
ビタミン、ミネラル、アミノ酸がバランス良く含まれていて、ビタミンCはオレンジより多く、またカリウムはバナナより、鉄はほうれん草より多く含まれています。

1カップの栄養(約21g)
Protein: 2 grams
Vitamin B6: 19% of the RDA
Vitamin C: 12% of the RDA
Iron: 11% of the RDA
Riboflavin (B2): 11% of the RDA
Vitamin A (from beta-carotene): 9% of the RDA
Magnesium: 8% of the RDA

今日のトピック
① モリンガに期待できる効果!!
② モリンガの食べ方
について話していきたいと思います。


モリンガに期待できる効果!!
① 抗炎症作用

最も注目しているがこの抗炎症作用です!
マウスの研究でありますが、モリンガを投与することにより体内の炎症マーカーであるIL-6やTNF-αのmRNAやタンパク質量が低くなったことが確認されています。
個人的には抗炎症作用には、とても期待しているのです。。
(もちろん、マウスと人間とでは別に考えないといけませんが。)
Inflammation. 2012 Apr;35(2):445-55.

体内の炎症(慢性炎症)がなんで悪いのか?
一般的な動脈硬化のリスク因子は喫煙、肥満や高血圧などが考えられています。
しかし、これらの古典的な危険因子以外にも体の中に発生する慢性炎症が動脈硬化の原因であることが最近の研究で分かってきています。
慢性炎症とは、体内で静かに炎症が起きていく炎症です。
ケガをしたときに皮膚が赤くなり、痛みを感じ、はれたりします。これは体内で起こっている急性な炎症で、ケガや病気になった時に突然生じる「急性炎症」です。これに対して、明らかな症状がないにも関わらず、炎症は一般的には我々を外敵から守ってくれる免疫システムであります。
しかし、近代の生活習慣や環境の変化でこの炎症が慢性的に体内で燃えつづけ、「味方」ではなく「敵」になってしまっているのです。最近の研究によって、これまで慢性炎症との関連がないと思われていた疾患も、実は慢性炎症が関わっていることがわかってきました。更には老化そのものも、慢性的な炎症性の変化によって症状が進行するのではないかと考えられるようになってきています。

関係する可能性が高い疾患
動脈硬化関連疾患(高血圧症、狭心症/心筋梗塞、脳卒中、慢性腎臓病など)
糖尿病
様々な癌(悪性疾患)
アルツハイマー型認知症
関節炎など

関係する可能性がある疾患
喘息やアトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患
うつ病
慢性疲労症候群
副腎不全など


我々の普段の生活習慣が体内の炎症と密接に関わってきています!
飽和脂肪酸の過剰摂取がまず第一に考えられます。飽和脂肪酸とはバターやチーズ、赤身の肉、ベーコンやハムなど、動物性の脂に多く含まれる脂肪酸のことです。
一般生活者に、飽和脂肪酸の多い食事か、または不飽和脂肪酸の多い食事を、8週間続けてもらう研究がオランダで行われました。その結果、飽和脂肪酸の多い食事をした群では、脂肪組織で炎症に関わる遺伝子が多く発現していました。つまり、炎症が起きている、または起きやすい体になっていることを示しています。
過剰な塩分摂取も同様な結果になると考えられています。高血圧の人を対象に行った研究では、食塩の摂取が多いほど炎症マーカーの一つであるCRPが高いとの結果がでており、過剰な塩分接種は体内で慢性炎症が進行させている可能性があります。

具体的には以下のような食事が体内の慢性炎症を促進させると考えられています。
1. 精製された炭水化物(一般的なパンやパスタ)
2. フレンチフライや他のフライ
3. ソーダなどの砂糖が豊富な飲料水
4. 赤肉や肉製品(ホットドックやソーセージ)
5. マーガリン、ショートニングやラード

食事以外にも、喫煙や運動不足などの生活習慣が全身の慢性炎症と関係していることが多くの過去の研究で報告されています。
Am J Med. 1999; 106: 506-12.
 Atherosclerosis. 2009; 204: 234-38.

② 血糖値を下げる可能性がある
多くの基礎実験(ネズミを使った研究)では血糖をさげる作用が示されています。
ヒトでの研究は少ないですが、同様の結果が得られています。
30人の女性に毎日7gのモリンガを摂取したとこと、空腹血糖値が約13.5%も下がったことがわかりました(P<0.01)。
J Food Sci Technol. 2014 Nov;51(11):3464-9.


③ 中性脂肪値やコレステロール値を下げる可能性がある
動物実験、ヒトを対象とした研究でも認めれています。
例えば、脂質異常症を罹患している人に対して約4gのモリンガを毎日摂取してもらったところ、中性脂肪値やLDLコレステロール値が下がったことが確認されています。
Front Pharmacol. 2012.1;3:24

④ 肌のアンチエイジング
モリンガの特徴の1つは大量のビタミンCが含まれていることだと思います。
我々の肌のシワやシミなどの肌の老化は炎症(上記で述べた)や酸化作用が深く関わってきています。ビタミンCは抗炎症作用や抗酸化作用があります。
よって、肌のシワやシミにも効果があるのではないかと思っています!!


食べ方は!?
パウダーで売られていますので、食べ方はとっても簡単です。個人的に気に入っているのは

スムージに入れる

たっぷりの他のフルーツと一緒に摂取するのもいいですね


パンケーキなどを作るとき混ぜてしまう


プロテインなどを飲むときに混ぜてもいいかもしれませんね✌


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?