最近よく頭をよぎる、最悪な結末。 まだ考えたくないけど、考えざるを得ないようなことが起きているから仕方がない。 おばあちゃんが段々忘れていってる。 物の名前がすぐに出てこない、娘や孫の名前が混ざってしまう、遠い過去の話ばかりが出てくる… 過去のことを話してくれるのは、色々なおばあちゃんが、知らなかった一面が、垣間見えるから楽しくて好き。 でも、それだけ新しい記憶がすり抜けていってしまっているということかと思うとたまらない。まだ忘れられたくない。 おじいちゃんとおばあちゃ
毎年春になると思い出す …ってほどでもなくなってしまったけど、今でも時々思い出すことの話を今日はしようと思う。 小さいころから私は虹色が好きだった。 いつからなのか、何がきっかけなのか、思い出せないしきっと覚えていないのだろうけど。私は虹色が好きだった。 お気に入りのワンピースは、おばあちゃんが作ってくれた虹色の。天使の羽のような襟が可愛くて、お誕生日会とか特別な日はいつもあれを着ていた。 大好きだった歌…にも虹が出てくると思ってたけど、いま改めて歌詞を調べたら出てきてな
世の中には失恋ソングを聴いてそのシーンを想像できる人間とできない人間がいると思う。私は前者だ。過去や現在の自分を重ねては悲しくなり、励まされ、たまに泣く。そんな聴き方をする。 思い出のLOVE SONG 昨日久しぶりに聴いて懐かしい気持ちになった曲がある。「神様お願いだよ」からサビが始まるあの曲、LOVE SONGだ。失恋ソングのプレイリストを流し聴きしながらあれこれ話していた時に流れてきた。 3年ほど前に付き合っていた元々彼との思い出の曲だった。もう未練はないしお互いに
誰に読ませたいわけでもないけど自分の中に留めておきたくないことを、「私」という一切から切り離して吐き出せる場所が欲しかった。ただ、それだけ。 良いこともタメになることも、呟く気はないし、書き出そうとも思わない。 備忘録としてそこにあってほしいだけの存在。 感情を突き動かされた、"エモかった"その日を残しておきたいだけ。 私の、大好きで大嫌いで、もう住むことはないであろう街を添えて。
