無事に退院しました。
脳外科の手術のため、しばらく入院しておりましたが、先日、無事に退院することが出来ました。
これまで、幸いにも、大きな手術や入院の経験がなかったものですから、今回はとても不安でした。
しかし、家族や友人達の励ましやお祈りのおかげで、なんとか乗り越えることが出来たと思っています。
今は、当たり前のことが、とてつもなくありがたいです。
そして、自分は沢山の助けの中で生かされていると実感し、感謝の気持ちでいっぱいです。
手術の直前は、情けないですが、こわくて泣いてしまって、看護婦さんに手を握られながら手術台に横になりました。
麻酔から目覚めたときは、安堵感と、先生や看護士さんや、家族や友人や、沢山の方への感謝の気持ちが溢れてきて、涙が溢れました。
手術直後は、沢山の管につながれていて、身動きが出来ない状態でした。
看護士さんや家族の手助けがなければ、生きていけない無力さを思い知らされました。
二日後には、水が飲めるようになり、三日後には自力でトイレに行けたり、お粥が食べられるようになり、四日後には、点滴も外れ、シャワーを浴びることが出来るようになり、一日ごとに出来ることが増えていくのが嬉しくて仕方なかったです。
生きようという力が、自分の中にも確かに存在していたのですね。
予想以上の早い回復で、予定より早めに退院することが出来ました。
自宅に戻れた時も、本当に嬉しかったです。
ご飯を食べられること、お風呂に入れること、あたたかいお布団で眠れること、なんてありがたいんだろうと、幸せで涙がこぼれました。
今までの自分の視野の狭さや、わがままや、ずるさや、何もかもが恥ずかしくも思えました。
まずは体力を回復させて、桜が満開になる頃には、元の生活に戻れようにすることが目標です。
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