マッチングアプリで出会った男が語った、結婚したいドン引きな理由
マッチングアプリ。
みなさんはどんな印象をお持ちだろうか。
ヤリモク?ビジネスや宗教の勧誘?
数年前に、友人がマッチングアプリで結婚にこぎ着けたことを契機に、えーい!と始めたマッチングアプリ。
登録するとズラリと並ぶ男性の顔に、正直うわっとなったのを覚えている。
しかし、年齢や年収といったスペックから休日の過ごし方などのライフスタイルまで、細かく自分に合った条件を満たす相手を探せるというのは、なかなか効率がいい。
ネットを使って交際相手を探すのは少し抵抗もあったが、時代が時代なら結婚相手など親が勝手に決めていたものだ。
今では親が勝手に結婚相手を決めるなんてことはそうそうない。
時代は変わるのだ。
時代の流れに乗らないから、いつまでもガラケーしか使えない上司や、一太郎に絶大な信頼を置くお局が存在するのだ。
一太郎ババアにはなりたくない。
乗ろうじゃないの、この流れに!
さりとて、画面の向こうにいる相手がいくら運営に身分を明かしていたところで実際に会うのは怖い。
なので、アプリを通して初めて会う相手は、同業者にした。
もちろん他社だが、同じ業種の相手なら、たどれば何処かに知り合いがいるはずだ。
下手な真似はしないだろう。
そうして初めてマッチングアプリで会った男は、プロフィールに偽りなく同業だった。
担当している部署や仕事内容は違えど共通点もあり、会話も盛り上がった。
会社名も教えてくれたので、本当に悪いことはしてこないだろうと信頼ももてた。
さて、ここは婚活の場である。
結婚への熱意の程度に差はあれど、とりあえずお付き合いする相手を探しに来るところである。
つまり、多かれ少なかれ相手の腹を探ることと、自分を気に入ってもらえるためのアプローチや自己アピールが必要になってくる。
何度か食事や飲みに行き、すっかり打ち解けた頃、
「俺さぁ、早く結婚したいんだよね!」
不意に男が言った。
すっかり打ち解けたとはいえ、まだただの飲み仲間というか、そんな関係だ。
でももしかすると、さらに1つコマを進めようとしているのかも知れない。
我々の年齢は20代半ば。結婚したい理由は、
友達が次々結婚していて羨ましいとか、
甥っ子が可愛くて早く自分の子が欲しくなったとか、
その辺りだろうか。
この人との交際はまだ考えられないが、結婚に向けてのビジョンを聞いておくことは、今後を考える上でも参考になるだろう。
「どうして?」
「俺さ、結婚したら
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