見出し画像

5分でアイデアを出してOKを取る!

打ち合わせに行ったら、なぜだかそのまま写真素材の撮影立ち会いをすることに…

聞いてないよーとボヤきながら、照明が組まれていく間に現場にある小道具を考慮しつつアイデアを出し、クライアントにOKをもらい、カメラマンへ欲しいカットを伝える。
撮影の立ち会いはいつもヒリヒリ、現場力が試されます。

もちろん基本的にベストなデザインで応えることを心がけているが、デザイン仕事というのは社会的に受け入れられる及第点がどこかを把握していることもまた大切だと思う。
納期を守って、言いたいことは伝わる、普通レベルにカッコイイ。じゃぁOKだ!みたいな。

そのOKがなんなのか、瞬時に導き出すにはやはり日頃の制作の中でどれだけの試行錯誤と言語化を自分の中でできているかによると思うのです。
人物写真の使い方や照明の効果、写真と文字のバランス、現場で上がってくるカットを見て使用の可否を判断しアングルと照明の調整を相談する。
本当に5分で考え、一切のシミュレーションもしていない案を形にできるのかを判断するのは誰でもない自分自身。
データを受け取り、作ってみたものの「形になりませんでした」なんてことは絶対に言えない…必死のシミュレーションを頭の中で行いました。

及第点仕事、みなさんの業界ではどうでしょう?
"こなす"スキル、結構大事ではないでしょうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?