毒親①

小さい頃の記憶。暴力。罵倒。猥褻。

いわゆる母親は世間で言う"毒母''だ。

シングルマザーであった、母親はいつもストレス発散に当たるのは私だった。

嫌なことがあれば怒鳴り散らし、暴力を振るう。弟には何もせず、姉である私にだけいつも母は罵声を浴びさせていた。

ひどい時には、縄で両手を後ろで縛られて無理矢理、床に倒されて座布団を身体に乗せられ、その上から母親に蹴られたり、踏まれたりしました。

決まって母はいつも私に

「死ね、死ね」「でていけ。」

呪文のように繰り返し繰り返し言い続けました。

肉体的暴力と精神的暴力に毎日、毎日、耐え抜く日々でした。

食事を丸一日与えられなかったり、食事が食べられると思えば、白いご飯にお味噌汁がかかったものに、母と弟が食べ残した残飯だけだったときもあり、その食事の際には

「感謝の言葉を述べてから食べなさい。食事を用意してくれてありがとうございます。って言ってから食べなさい。」

そう、強要されました。この時は小学校3年生ぐらいでしたが、子供ながらに普通に"頂きます。"と言って食事を食べられないことがとても悲しくなりました。

涙を流しながら私は食事を食べた…そんな記憶があります。

②へ続く。

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