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少し前にネット中毒を治そうとしたが、無理だった話。

ネット中毒……それはスマホをいじらないと不安になったり、イライラしたりする状態を言うらしい。

スマホばかりいじっていると、集中力が低下し、学力が落ちるし、仕事の効率も落ちる。

それは科学的にも証明されているらしい。

アップルの創業者スティーブ・ジョブズも、我が子にはスマホを触らせなかった。

これはスマホが児童に悪影響を与えることを、知っていたからだ。

今の時代、スマホなしに生きていくのはなかなか難しい。

それでも僕は、少し前にスマホを持たずに散歩したり、スマホの代わりに本を持ち歩いたりするようにして、ネット中毒を克服しようとしたことがある。

スマホを持たなければ、中毒症状が減り、人とのコミュニケーションもネットではなく、言葉で出来るようになるかもと試みたが、なかなか理想通りにはいかなかった。

何故なら、僕一人がスマホいじりを辞めたところで、僕と同年代かその下の年代の人たちはほとんどスマホばかりをいじって下を向いている。

その状況でスマホを辞めたところで、どうやって言葉でコミュニケーションを取ればよいのだろうと、異常なこの世の中を観察していた。

電車にのっていても、皆スマホを見て下を向いている。

電車の窓の景色を楽しんでる人なんて一人もいない。

皆、サイバーの世界にいる。

ネット中毒を治そうとスマホを辞めてみると、孤独になるだけだと感じた。

これを読んだあなたも、試しにスマホを一週間ほど電源を落としてみるといい。

恐ろしく、孤独な世界が始まる。


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