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マジうまいフライドチキン専門店で見つけたもの

国内の新しいレストランTop 10 に選ばれたフライドチキン専門店。水曜日から日曜日、午後4時から午後8時までしか営業していないのに毎日完売。事前に注文しないと手に入る訳がないと言われているこのチキン。早速注文して昨夜、取りに行きました。

ちなみに、このレストラン、アメリカ西海岸のシアトルにあります。今度来られた際には是非寄ってみてください。レストランの名前は、The Chicken Supply です。リンクは、

私も料理には自信があり、自分のフライドチキンは誰にも負けない味と思っていました。そう。過去形。さすがにこのお店のフライドチキンは違う。負けました。完璧に負けました。素晴らしく香ばしくてカリカリしていて、と言いたいのですが、フライドチキンなら香ばしくてカリカリしているのが当たり前なのでそう書いただけでは分からない。頑張れ、自分。うまく説明せよ。

スパイスと調味料の合わせ具合 100%
焼き加減           100%
油加減            抜群!
原材料のチキン        どこから仕入れたのか知りたい!

本当に今までに食べた事がないフライドチキンでした。ごちそうさま。

取りに行き、レストラン内で待っている時に目に入ったドア。ん?これは?

壁がカラフルだからだろうか。目立つ。近くに寄ってみると、

ほぉ。
これまた面白い。トイレ、であろうと思ったが店員さんに確認してみる事に。
「そうだよ。誰でも使って良いトイレ。」
「意図的にトイレって言わないのはなぜ?」
店員さんは笑った。「トイレって今、誰が入れて誰が入れないとか話題になってるよね。トイレじゃなくて、comfort って言う単語を使うと違和感がないだろうと思って。」

この時点ではまだフライドチキンを食べていない私。まさに、この会話をしている間に「じゅわー」と油でチキンを揚げている。チキンはともかく、この考え方も私は大好き。

comfort とは
安心すること、落ち着くこと、癒されること、楽になること

などなど定義はたくさんあるが、こういう言葉を使う事で、そして全く勘違いと言う要素を出だしからなしにするために、「誰でも使えます」と書く。ここまで考えたこのお店。尚更オススメしたくなります。

アメリカ人はおもてなしはしない国と思っていたけれどこのようなお店に出会うとアメリカ人も気が利くと思うようになります。

シアトルにお越しの際は寄ってみてください。

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