フィンランドで食べたシナモンロール。
ここのところ一段と、朝と夜の空気が冷たくなってきた。
11月頃から昼と夜の寒暖差が大きくなると地元には霧が立ち込めるのですが、最近は朝起きるとすでに外は真っ白で、今年もいよいよこの季節がやってきたんだなぁと窓越しに感じています。
でも、寒いのって案外嫌いじゃないかも。
お芋や栗がおいしいし、山の風景は次第ににぎやかになっていくし、何よりもお気に入りのコートを着てお出かけができる。
もう少し寒くなれば、コタツであったまりながらみかんやアイスクリームを食べられるし、お鍋を囲むたのしさもある。澄んだ空気に光る星がとってもきれいで、夜のほうが空を見上げる時間が多いかな。
「寒さ」もたのしめるかも、と思ったのは日本よりもずっと寒い国を体験したからだと思う。
外は雪が積もっているにもかかわらず、ありえない大きさのアイスクリームを食べている地元の方々を見てしまったら、なんかもう「寒い」ということばがどういう状況をさすのかわかんなくなってきて。
そうやって、外の国で感覚をまひさせてしまえば、たいていのことはどうにかなりそうな気持ちになってくる。
寒い日には、フィンランドで迎えた朝のように「あったかいミルクコーヒーとシナモンロール」を。
気候という視点から考えると、日本は「湿度」の達人なのかもしれないな。
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