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亡き母からのアンサー

起業家という道を経て、今は二作目の出版を目指している橋本なずなです。

昨日のnote、短編集の一つに「 母に子供らしく甘えたかった 」というお話を書きました。

皆様、読んでいただけたでしょうか?( →まだの方はこちらから

それから一夜明けた今日、私は泣きながら目を覚ましました。


———  初めて、夢に母が出てきたのです。

母が亡くなってから一ヵ月と三日。
これまで、私は夢に母を見ることはありませんでした。

なのに昨夜、夢の中に、母は突然に姿を現しました。

場所は我が家。母は以前と変わらぬ日常の中に立っていました。
けれど、リビングには母の祭壇が。夢と現実が混在していました。

次のシーンで、母は怒り狂ったように自身の遺影と仏壇を叩いたり、蹴ったりして、めちゃくちゃに破壊をします。
そして次のシーンでは落ち着いた様子で、私が汚した部屋の掃除をしているのです。


夢はそこで終わります。

私は目を覚ますと、頬に涙が伝っていることにすぐに気が付きました。
心臓はドクンドクンと激しく動き、服が染みる程に汗をかいていました。

「 はぁはぁ… 」と、息も絶え絶えに私はキッチンまで歩くと、コップ一杯の冷たい水を喉に流し込みます。

私は久しぶりに動いている母を見た喜びと、祭壇を破壊する姿への衝撃で、キッチンの床にしゃがみ込み暫く動けないで居ました。
その間も、涙は無条件に零れ落ちていました。

今日は精神科の受診から母の身辺整理、他にもやらなければならないことがあったのに、私は生気を吸い取られて抜け殻の様になってしまいました。

予定はすべてキャンセル。
私は再び、眠りにつきました。


ようやく動き出したのは、18時。ついさっきです。
私はカフェへと自転車を漕いでいました。今朝の夢のことを考えながら。

今朝、目が覚めた時は激しく動揺していました。
悲しくて、つらくて、母を思うといたたまれなくて。

けれど、大きな交差点の信号でブレーキを掛けた時に、ふと、こう思いました。

——— それが母のアンサーだ、と。

死にたくなかったよね、やり残したこと沢山あったよね。

私が家事を出来ないでいるから、ずっと心配してくれているんだよね。
出来ることならやってあげたいって、思ってくれているんだよね。

ホントにもう。
お母さんは、死んでも “お母さん” やってんだね。


私は母が亡くなったことに対して、少しばかり怒りも抱えていました。

なんで死んじゃったの、
なんで置いてったの、
子供らしく甘えさせて欲しかったよって。

だから母のことを「 ズルい 」って、思っていた節がありました。

しかし今朝の夢を見て、母が今世に残した後悔を垣間見た気がしました。
昨日のnoteに対する母のアンサーを、受け取った気がしました。

お母さんはいつも、私のnoteを読んでくれているのですね。

これが母のアンサーだと受け取った私も私だけれど、即日返事をくれる母も母で、相変わらず仕事が早い。さすがキャリアウーマンです。

私と母は、ずっとずっと深く繋がっている。
これからも何度だって話をしようね、お母さん。

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