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初めて部下ができた私が、絶対にやらなかったこと。

こんにちは!よっちゃんです。初めて部下を持った前職の時の経験を書いていきたいと思います😊✨


初めて部下が出来た日

 初めて昇格し部下ができた私は、昇格の内示を受けた日から『自分だったらどんな上司の元で働きたいか』『働くことがもっと楽しくなる職場にするためにはどうしたらいいか』を考えていました。

 実際私の上司は”上司の鑑”で、幸いにもお手本になる人物が目の前にいらっしゃいました。

仕事は速くて正確/何でも出来る/仕事でもプライベートでもどんな相談も乗ってくれる/『今日体調悪そうだけど大丈夫?』って気づいて聞いてくれる/勤続記念でケーキをプレゼントしてくれる(本当にすごすぎる!!!)✨どこをとっても神レベル✨

 ただ、この方の同じことをするだけではダメだと考え、”自分らしく上司として立ち居振る舞いができるようになろう”と決心しました。そこで、私の中で絶対にやらないでおこうと決めたことが3つあります。


1、同僚の前で叱らない

 私が部下とのコミュニケーションで、一番大事にしていたことです。私の上司も実践していたことだったので、お手本にしました。

 ミスは誰でもするし、上司も人間だから”カッ”となることだってあります。でもこの時に感情を整理せず怒るのは、ただの自分のうっぷん晴らしなだけ。少し気持ちを落ち着かせて(私は、よく席を離れて外の空気を吸いにいっていました)、起こった事象と今後はどうしていくかを整理し、別室にMTGという体で部下を呼び出します。

 別室移動後、まずは起こった事象の件で呼び出したことを伝えます。(何の呼び出しか分からなかったらまじで、怖いですよねw 体育館裏みたいなw)

 その後、起こった事象について部下の考えを聞きます。『なぜそのような対応をしたの?』『どういう意図があったの?』と聞きます。ここで部下の考えを聞いた後、『今回こういうミスにつながったけど、今後どうしたらミスを減らせるかな?』と部下に考えてもらいます。(ここが重要!!!)

 答えを出すのは簡単ですが、部下の成長につながりません。部下にどうすべきだったか、どうしていったらいいかを考えてもらいます。そして、答えが出せなかったときは、私が同じ境遇だったらこうしていたかなという”ヒント”を与えます。上司の方が経験値もありますが、100%正解でもありません。限りなく部下よりも100%に近いというだけです。ここで最後二人でどうしていくかを決めて、終了です。

 この一連の流れを、同僚に聞かれていたらどうでしょうか?とても嫌な気持ちになり、ましてや同期が同じフロアにいた日には最悪ですよね。当事者は『また怒られた』、他の人は『次は私かな』等、仕事に本来は持ち込まなくていい感情が発生します。こんな職場嫌ですよね😢これが続くと、仕事に行きたくない気持ち(ネガティブ)になる→普段はしないミスする→怒られる→こんな会社嫌だ→更にやる気をなくす→退職するという、悪循環が続きます。

 自分がされて嫌なことは、人にはしない。この当たり前をいかに当たり前にできるかだと思っています。


2、褒めるときは(上司の前で)とことん褒める

 褒められて嫌な人はいないと思うので、とことん褒めます!それも上司を巻き込めたら巻き込みますw 直属の上司でも2つ職位が上の上司であれば、部下の業務業務を全て把握できている方は、そんなにいないと思います。なので、上司がいたら本人の前で『〇〇さん、これが出来るようになったんですよ!すごいですよね!』とほめて巻き込みますw

 そうすると『お~すごいね!』といって、そこで一つ上司とのコミュニケーションも発生→褒めるからポイントUP→査定にも影響!という好循環を生み出します😀ニヤリw 


3、自分の弱みを部下にも話す

 これも結構重要だと思っています。完璧な人間はいないので、上司が出来ないことは部下と一緒に行ったり、部下が出来るところ(強み)を最大限発揮してもらうためにも、自分が出来ないこと・苦手なことを共有します。

 私は、ExcelでVBAやマクロが出来ませんでした。頭に❔だらけwwwしかし部下は得意だったため、何か新しいフォーマットを作るときは部下にお願いをすることをしました。その代わり部下は、規程などの文章が苦手だったため、私が作成をしました。上司部下という関係にとらわれず、役割分担をすることで、自分が考えて悩んで時間がかかるよりも効率的に仕事を進めることができました。

 こうすることで、部下も任されているということを実感でき、進んで仕事をするようになりました。また自分から弱みを話すことで、部下も自分の弱みやしんどいと思っていることを話してくれるようになり、関係性も向上しました。

 人に弱みを握られることは、どこか抵抗があったりしがちですが、そんな変なプライドは捨てて、自分から発信することで、弱みに対してクヨクヨすることもなくなりました。また、弱みを強みに出来る人が周りにいて、助けてくれるということも知りました。仕事を進める上で、弱みを共有することはとても大事だったと気づくことができました。

 どんな仕事も一人で出来る仕事は限られています。弱み→強みにするのも一つの手段ではありますが、すぐに出来たら苦労はしません。なので、弱み→誰かに補ってもらうという考えでもいいなと思っています。


 現在部下はいませんが、上司部下の関係ではなくても実践できることだと思います。私と関わる方に『あなたと働くことができてよかった』と言ってもらえるように、居心地の良い人でありたいなと思っています🍵💖





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