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"Everyday like Saturday" 毎日に、土曜日を…

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"Everyday like Saturday" 毎日に、土曜日を。 土曜日のようにゆるやかな編集チームが、 土曜日だけの珈琲店を活動の拠点としながら、 土曜日のように優しく穏やかな編集をしています。

マガジン

  • 海街暮らしの相談室

  • 逗子創業支援カフェ

    本連載は、「逗子創業支援カフェ」と、逗子の暮らしを心地よく編集する「アンドサタデー 珈琲と編集と」が一緒になってお届けする、様々なフィールドで活躍している方の創業ストーリー。 逗子で創業(起業)を目指す皆さまにとって、気付きやきっかけとなり、そっと背中を押すことを目的としています。

  • 逗子・葉山 海街珈琲祭

    2019年11月16日に開催された、「逗子・葉山 海街珈琲祭」。ご参加いただいた珈琲店11店舗について、ひとつひとつ大切に、取材し写真を撮り文章にしました。ぜひ、逗子と葉山の素敵な珈琲店のストーリーを知っていただき、お店に足をお運びください。

最近の記事

『残す』ためではなく、『磨く』ための本を。中島ナオさんの想いを繋ぐ本づくり

「『残す』ためではなく、『磨く』ための本をつくりたいと思っています」 中島ナオさんは、3月11日にお話しした際そのように言っていた。 「磨く」とは、ナオさんの今年の目標でもあった。1月20日のInstagramにはこう書かれている。 “目標は「磨く」にしました! 磨きにくい状態でもあるから言葉にすることを迷ったのですが だからこそ、磨いていきたい!!! 自分もブランドも会社も活動も。” ナオさんが大切にされていた「磨く」ための本づくりに、最後まで責任を持って取

    • 夫婦で自然体に過ごせる街だから:庄司真帆の場合【海街暮らしの相談室】#1

      今でこそ、アンドサタデーの庄司さんとして街に知られるようになった庄司真帆が、逗子に引っ越してきたのは3年半前。 都内で編集者として忙しく働く毎日を経て、転職のタイミングで自分の暮らしたい街を考えた。 「仕事起点で暮らす街を選ぶの、やめようって」 今までも暮らす街を変える転機はいくつかあったけれど、今回また職場からの近さで暮らす街を選んでしまったら、今までの延長線上でしか無い気がしていた。 せっかくの転機。それを変えたかった。 「海が好きで、元々は離島に移住しようかと

      • 「海街 暮らしの相談室」とは、移住の先にある心地よい暮らしまでを見据えた、逗子葉山の新しい移住窓口です。

        海街で暮らす仲間を増やす、「海街 暮らしの相談室」が始まります こんにちは。逗子葉山を拠点に活動している編集社、アンドサタデーと申します。 #土曜日だけの珈琲店 #逗子葉山海街珈琲祭 #雑誌逗子 #よむ料理店 などなど。暮らしを心地よくするために、3年間でたくさんの街の編集を行ってきました。 もう3年になるんですね。 そう、それはちょうど3年前のこと。 当時東京で暮らしていた私たちは思いました。 「なんでこの街で暮らしてるんだっけ?」 それらしい理由をつくって自分を

        • 【土曜日のような相談室】しなやかに、軽やかに、日々を過ごすためのコーチング

          こんばんは。 アンドサタデーの妻のほう、庄司真帆です。 今日はこの場をお借りして、ちょっと自分の話を。 私はいま、ZaPASSにて「コーチング」を勉強しています。 しなやかに、軽やかに、日々を過ごせる人を増やすために。 学ぼうと思った背景や想いなんかを、自分自身の振り返りの意も込めて、ここに綴っておこうと思います。 私がコーチングを学ぶ理由編集の仕事、お店づくりや場づくりの仕事を経て、いまは編集とコミュニティ関係を中心に仕事をしています。それと、珈琲店のオーナーも。

        『残す』ためではなく、『磨く』ための本を。中島ナオさんの想いを繋ぐ本づくり

        • 夫婦で自然体に過ごせる街だから:庄司真帆の場合【海街暮らしの相談室】#1

        • 「海街 暮らしの相談室」とは、移住の先にある心地よい暮らしまでを見据えた、逗子葉山の新しい移住窓口です。

        • 【土曜日のような相談室】しなやかに、軽やかに、日々を過ごすためのコーチング

        マガジン

        • 海街暮らしの相談室
          3本
        • 逗子創業支援カフェ
          5本
        • 逗子・葉山 海街珈琲祭
          11本

        記事

          【逗子創業支援カフェ】#5 アンドサタデーの、今までの3年と、これからの10年。

          逗子創業支援ネットワークが主催する、「逗子創業支援カフェ」。 支援機関や金融機関がネットワークを組んで、逗子で何かをはじめたい人をサポートしています。 本連載は、「逗子創業支援カフェ」と、逗子の暮らしを心地よく編集する「アンドサタデー 珈琲と編集と」が一緒になってお届けする、様々なフィールドで活躍している方の創業ストーリー。 逗子で創業(起業)を目指す皆さまにとって、気付きやきっかけとなり、そっと背中を押すことを目的としています。 >第一回目はこちら 「日本発祥のビーチ

          【逗子創業支援カフェ】#5 アンドサタデーの、今までの3年と、これからの10年。

          【逗子創業支援カフェ】#4 美しい棚田を守りたい。その想いを繋げる葉山アイス

          逗子創業支援ネットワークが主催する、「逗子創業支援カフェ」。 支援機関や金融機関がネットワークを組んで、逗子で何かをはじめたい人をサポートしています。 本連載は、「逗子創業支援カフェ」と、逗子の暮らしを心地よく編集する「アンドサタデー 珈琲と編集と」が一緒になってお届けする、様々なフィールドで活躍している方の創業ストーリー。 逗子で創業(起業)を目指す皆さまにとって、気付きやきっかけとなり、そっと背中を押すことを目的としています。 >第一回目はこちら 「日本発祥のビーチ

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          【編集後記2020.02.15】現代の焼き芋屋さんに学ぶ、この時代の中で大らかに生きるコツ

          夏は海、冬は焼き芋。そんな生き方があるらしい。かつては当たり前に逗子の街を走っていた「焼き芋屋さん」を、今の街に蘇らせた若い夫婦がいる。 横須賀市佐島で暮らす敦くんとアニーちゃんからなる、「焼き芋komugi」。名前の由来は、飼い猫の名前だと言う。 それぞれ仕事を持ちながら、夏場のマリンアクティビティのインストラクターという働き方に対して、閑散期である冬の時期に何が出来るか考えた。その結果、ある日突然「そうだ、焼き芋だ」と、敦くんが焼き芋販売用のトラックを買ってくる。ア

          【編集後記2020.02.15】現代の焼き芋屋さんに学ぶ、この時代の中で大らかに生きるコツ

          【逗子創業支援カフェ】#3 自分らしく等身大で作り上げた、理想のコーヒーショップ

          逗子創業支援ネットワークが主催する、「逗子創業支援カフェ」。 支援機関や金融機関がネットワークを組んで、逗子で何かをはじめたい人をサポートしています。 本連載は、「逗子創業支援カフェ」と、逗子の暮らし を心地よく編集する「アンドサタデー 珈琲と編集と」が一緒になってお届けする、様々なフィールドで活躍している方の創業ストーリー。 逗子で創業(起業)を目指す皆さまにとって、気付きやきっかけとなり、そっと背中を押すことを目的としています。 >第一回目はこちら 「日本発祥のビー

          【逗子創業支援カフェ】#3 自分らしく等身大で作り上げた、理想のコーヒーショップ

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.11】「TokuToku」は、台湾の中で逗子・葉山との架け橋としての存在となる

          アンドサタデーが、世界一好きなお店が台中にある。 台湾の真ん中、台中。私たちアンドサタデーが初めてこの国を訪れた時に、温かく迎え入れてくれたのが、「TokuToku」のアリスとさおりさん。台湾の中で日本の文化に触れて、日本語を話す、そんな場をつくりたかったと2人は話す。お酒をつぐ時の「トクトク」、日本語をみんなで話したいという「トークトーク」。 「TokuToku」の丁寧に練られる抹茶のファンは台湾にも多くいて、連日客足の途絶えない愛されるお店になった。そんな2人が、海街

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.11】「TokuToku」は、台湾の中で逗子・葉山との架け橋としての存在となる

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.10】「Tsukikoya Coffee Roaster」は飽くなき探求を通じて、コーヒーの楽しさを伝えて続けていく

          あの「Tsukikoya Coffee Roaster」さんが、逗子・葉山 海街珈琲祭に来てくれる。追浜というエリアで、山の上に静かに佇む「知る人ぞ知る」存在から、熱狂とも言えるファンがいるほど「知らない人はいない」存在へ。 今は横浜中華街にもお店を構え、ふらりと立ち止まる人たちに対して、コーヒーの魅力を真摯に熱く伝え続けている。 「Tsukikoya Coffee Roaster」はそれほど、このエリアでも特別な存在感を持つコーヒー店なのだ。 Japan Cup Ta

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.10】「Tsukikoya Coffee Roaster」は飽くなき探求を通じて、コーヒーの楽しさを伝えて続けていく

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.9】「Dark Arts Coffee Japan」は、自分たちの信念を、コーヒーに乗せて葉山の街に伝えていく

          逗子にほど近い、長柄交差点の近くに佇む黒い外観のコーヒー店。ヤコポさん、マヤさんのオーナーご夫婦と、アキさんの3名による「Dark Arts Coffee Japan」。逗子にも葉山にもファンが多く、街の中で大きな存在感を放っている。 圧倒的に強い世界観を持ちながら、ゆるやかな葉山の街と調和しているこのコーヒー店は、強い信念を持って自分たちの好きなコーヒーを伝え続けていた。そんな「Dark Arts Coffee Japan」のストーリーを、ぜひまだお店に行ったことのない人

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.9】「Dark Arts Coffee Japan」は、自分たちの信念を、コーヒーに乗せて葉山の街に伝えていく

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.8】「三角屋根 パンとコーヒー」は、毎日食べたくなるパンと、毎日飲みたくなるコーヒーで、シンプルに暮らしに寄り添っていく

          葉山の海岸通り、その中ほど。海からの風を気持ち良さそうに受ける、白い三角屋根のコーヒー店がある。丸くて可愛い窓、木の温かみのある扉。その全てが愛くるしいデザインでまとめられている。 ここが、「三角屋根 パンとコーヒー」 オープンから瞬く間に街のシンボルとなり、今ではすっかり海岸通りの顔となった。平日でも休日でも、いつ覗いてもたくさんの人がここで時間を過ごしていて、一道さんと裕佳さんがつくるこの空間は、街にとって無くてはならない場所となっている。 シンプルを丁寧に。難しいこ

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.8】「三角屋根 パンとコーヒー」は、毎日食べたくなるパンと、毎日飲みたくなるコーヒーで、シンプルに暮らしに寄り添っていく

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.7】「THE FIVE BEANS」は、葉山のコーヒーカルチャーをリードする。今までもそしてこれからも

          湘南エリアのコーヒー好きなら知らない人はいない、この地のパイオニアが葉山にいる。コーヒーがまだ根付いていなかったこの街に、コーヒーのカルチャーを芽吹かせた存在。今の葉山にコーヒー店やロースターが増えてきた、ひとつのきっかけをつくったと言っても過言では無いはず。 御用邸の目の前で、葉山を行き交う人や時代の流れを見つめ続ける、小さなお店。このお店こそが「THE FIVE BEANS」。葉山のコーヒーカルチャーの歴史をつくり、そしてこれからもこの街の暮らしをコーヒーで彩り続けてい

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.7】「THE FIVE BEANS」は、葉山のコーヒーカルチャーをリードする。今までもそしてこれからも

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.6】「カフェテーロ葉山」は、築100年以上の古民家を舞台にコスタリカの文化を伝え続けていく

          葉山の中心地に、平家で美しい日本建築を持つコーヒー店がある。なんでも中米のコスタリカの豆だけを扱う、日本でも恐らくここだけの、独自のスタイルを貫いているお店だという。全国、ひいては世界から、そのコーヒーを求めにやってくる人もいるというほどに。 ロゴがあしらわれた大きな暖簾をくぐると、自然光が木の建築に染み入り柔らかな明るさに包まれた、しっとりとした空間が迎えてくれる。悠久の時を感じさせられる、ここだけが時が止まったような空間。オーナーの大下さんは、この場所でコスタリカの文化

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.6】「カフェテーロ葉山」は、築100年以上の古民家を舞台にコスタリカの文化を伝え続けていく

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.5】「Minamicho Terrace」は暮らしの中で、人生の中で、少しだけ立ち止まる時間をつくる

          せっかく逗子に来たのなら、ぜひ訪れて欲しいエリアがある。それが、この街の中でも一際ノスタルジックな空気を持った「小坪」という漁師町。この漁港を高台から見渡す場所にあるのが、ここにしかない眺めと風が通り抜ける空間を持つ「Minamicho Terrace」。まさにこの場所が、逗子の「特等席」。 遠方からもはるばる訪れる人もいるほど、特別な存在感を持ったコーヒー店である。 みんなが誰にも本当は教えたくないけれど、どうしても教えたくなってしまう場所。暮らしの中で、人生の中で、この

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.5】「Minamicho Terrace」は暮らしの中で、人生の中で、少しだけ立ち止まる時間をつくる

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.4】「FATCAT COFFEE」は、生活の一部に「軽く」寄り添うコーヒーショップを目指す

          逗子駅よりさらに落ち着いた趣のある、東逗子駅の商店街を歩いていく。ほどなくして見えてくるのが、元々は鉄のプレス工場だった天高で窓の広い空間の、開放感があるコーヒー店。親子連れからおじいちゃんおばあちゃん、さらにはベースの海軍の方まで、多様な方の暮らしの憩い場となっている。 このお店の名前は「FATCAT COFFEE」。店主の徳山さん宅で暮らすネコがイメージキャラクターだ。そのネコが太っているから、FATCAT。朝から賑わうこのお店で、凛として朗らかな徳山さんが、迎えてくれ

          【逗子・葉山 海街珈琲祭vol.4】「FATCAT COFFEE」は、生活の一部に「軽く」寄り添うコーヒーショップを目指す