ふたたびたびをおもう
目的地で過ごすだけが旅ではない
と、私は思っている
通り過ぎるだけの風景もまた
旅のひとつであり、魅力が存分にある
と、私は思っている
本屋さんで、ひとり旅を特集記事にした
雑誌を見かけた
手にとって流し読み程度にページをめくると
一枚の写真に目を止めた
いわゆる原付バイクが山道を走る写真だった
のだけれど、ある大きな地方を原付バイクで
廻るという提案で、これはすごくいい、と思った
一度は徒歩で実家まで帰ってみたいと思っている
のだけれど、それはかなり過酷だろうなあと
容易に想像がついている
原付バイクだって相当大変なのは分かるけれど
徒歩や自転車よりは幾分は楽だろうし、
風や匂い、音や雰囲気をダイレクトに感じる
ことができそうで興味がわいた
そもそも私は少しの不便さや過酷さがある方が
旅は楽しいのではないか、と思い込んでいる
痛みや疲れ、不便さは思い出にとっては
良いスパイスになる(個人の感想)
夏休みのような、大きな休みをこの2年ほどは
とっていないから、今年は休みをとって
久しぶりに無計画かつ無茶な旅をしたいなあ
と朧げに思っている
たんなるにっき(その136)
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