数年前からキッチンのリフォームを思っていた　思ってはいたが真から願ってはいなかったので流れに流れ現在に至る

それが今年に入り唐突に動き出した　行き着いた先は全面的なものではなく、気になるとこ傷んだとこのみに手を入れるカジュアルで気楽なリフォーム　それで重い腰をやっとこさ上げた具合だ

作り付けの棚と食器棚の大物家具を移動し驚いた　壁紙クロスが貼ってなかったのだ　そしてこの家が出来上がった当時の職人さんたちのものと思われる靴跡が出てきた

うわー面白いねーなど言いつつも実際はなんとも言えない気持ちが渦巻く　いやしかし一週間の行程の合間に急きょ壁紙を貼ってもらわねばならなくなった

顔馴染みの工務店さんに来てもらいあたふたと壁紙を選んだ　絶対白のつもりが気づいたらピンクを選んでいた　あたふた恐るべし　

いいのかピンクでという気持ちが払拭できないまま今に至る　土曜日の夜

ピンクの服すら持っていないのに　ナターシャ