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落ちても平気、だってアタシには強力な助っ人がいる。

ここ数年では久々、落っこった。

ほんでぺっしゃんこに潰れた。

トムとジェリー並みにペラッペラや。


アタシの厄介な病気、「逃げたい病」が再発。

おまけに今回はちょっとだけ重症、なんと「この世」から逃げたくなっちまった。

チッ。

めんどくせえオンナだなあ。



落ちたキッカケは娘との言い争いと、テレビ番組。
ホント、くだらないコトだった。

でも積もり積もった情緒不安定という名の火薬が、その二つが起爆剤になって一気にドカンって爆発した、そんなカンジ。

どのようなケンカか、なんのテレビ番組か、を詳しく書くと、めっちゃ長なるんで今回は割愛だ。

ホント、くだらないから、みんなに笑ってもらいたいんだよ〜。

ま、いつか書くか!
出た、「いつか」。



ペラッペラになって、風になびいてるアタシに、イチ早く気づいたのは妹。

「何があったよ?」

いつでも、気にかけてくれる。

ホントに、この子がアタシの妹で良かったって、心からありがたく思う。


今年に入ってすぐぐらいかなぁ…

アタシが自分の置かれた状況は、「因果応報」、過去の自分の過ちが、すべて今の自分に「報復」として返ってきてるだけ。

そう言うアタシに妹が

「そもそもに、なんで姉ちゃんは、悪いってわかってんのに、妻子持ちなんかと付き合ったりした?

そんなに好きだったのかよ?」

と聞く。


妻子持ちとは2人ほど関係があったけど、2人とも好きだなんて思ったコトないよ。

1人は、一度だって付き合ってるってさえ思ってなかったし。

アタシに気持ちあろうが無かろうが、やってるコトは「不倫」なんだよな、やっぱ、ダメなモンはダメだよ。

ホント、なんであんな恥の多い人生、歩んだかね〜

ホント、とんでもない阿呆だよ。


そう言うアタシに

「ん?待って?

姉ちゃんは好きでもない相手と、社会的に問題ある『不倫』なんゾなアホなコトしたって?

何がどうなったら、そんなコトになるヨ?」

と聞く妹。

アタシは妻子持ち達との間にあった出来事を、笑いながらポツポツと喋った。

(過去にあったコトは、note記事の中にあります。
あえてココでは参照貼りません)

「ね、恥の多い人生でしょ〜?

ホント、アタシってば、ダメ人間だよね〜」

そう笑うアタシに、妹はとんでもない形相で声を荒げる。

「姉ちゃん‼︎全っ然笑えない‼︎
ねえ!ソレ、犯罪なんだよ‼︎
マジでわかってないの⁈」

「犯罪?」

「そう‼︎
泥酔酩酊したオンナノコをどっか連れ込んで、いかがわしい行為すんのは、全部犯罪‼︎
ねえ、どうして気づかんの⁈」

「ええ〜、だって、『好き、付き合って』って言うオトコのまえで酔っ払って我を失う、なんて、絶対やっちゃダメじゃん?
だから悪いのはアタシじゃん」

「バカ‼︎どうしてわからんかね‼︎

いい⁈
アンタがされたコトとおんなじコトを、娘ちゃんや姪っ子ちゃんがされたら、姉ちゃん、どう思うヨ⁈」

「ギャーッ‼︎ナンよっ、ソレ⁈
絶対許さんヨ‼︎

あの子らがそんなんされたら、相手のオトコ、タマごめ竿切り落として、ギッタギタに切り刻んで、牡蠣筏に吊るしたらー‼︎」

「っていうコトが、姉ちゃんに起こったってコト‼︎」

「あ…、そっか、ダメなんか…
そうだよね…

酔っ払ってるからって、オンナノコ、カドワカしてイタズラしたらアカンやん…」

「そう。ソレはもう立派な犯罪!
世間様ではそういうのを強姦って言う。

しかも、ソレをネタに脅して関係迫る、だなんて、卑劣極まりないセクハラやぞ?
いいや、セクハラってか、もう性的虐待やな。
それも立派な犯罪じゃ︎‼︎」


自分に起きてたコトが、あってはならないコトだった、自分はまごう事なき犯罪行為に巻き込まれてた、その時初めてそう気がついた。

妹がアタシを叱り飛ばしてくれなければ、そのまま気づかなかったかもしれない。


結局、この日の妹との会話をキッカケにして、次々にすっかり忘れちまってた過去の記憶が呼び戻される。

この日から妹は、毎日毎日、アタシの愚痴みたいな昔バナシに付き合ってくれた。

今まで、自分では気づくコトができなかった、いろんなコトを、淡々と

「姉ちゃん、ソレはこうだよ、アレはこういうコトなんじゃないかな?」

そう、ひとつひとつ、丁寧に根気よく教え、諭してくれた。

ホント、九つも年下の妹の方が、よっぽどしっかりした「姉さん」だ。


ついでに言うなら、もう1人の不倫相手のコトも、

「胸ぐら掴んで言うコト聞かすんは、脅迫だよ。
ソレも犯罪だよね?」
と。


妹にとってアタシは、
「物心ついた時から、オトナ」
で、いつも頼れる存在だった、と言ってた。

そのオトナな姉ちゃんがそんなメに遭ってた、だなんて信じたくないヨ、と。

「姉ちゃんはこの世に悪いヒトはおらんって思っとん?
人を疑う、いうコトを知らんすぎる。
二度も同じ手口に引っかかるなんて、母ちゃんの腹ん中に『警戒心』置き忘れて出てきたんとちゃうか?」
と冗談混じりに笑った。

「まあ、すべてのコトが、今、姉ちゃんが持っとるモノに繋がっとるけん、
辛いコトも、経験、って言えばソレまで、だが…
でも、本来なら絶対しなくてもいい経験だヨ」
と真剣な顔で、アタシを叱ってもくれた。



アタシは、思い出した過去がツラくて、時々ヘコむ日もあったんだよネ。

去年の暮れにお義母さん亡くなって、あんなコトもこんなコトもしてあげられなかったな、ってヘコむ日もあった。

んでもって、インフルエンザ感染を引きずって、体調良くない日が続いて。

6月の中頃に子どもが学校から持ち帰った夏風邪に見事にヤラれる。

体調不良が続く中、まったく快方の目処は立たず、とうとう拗らせてしまい、久々、かなり重めの、持病である気管支喘息の発作を起こしてしまう。

仕事の都合上、入院は難しく、可能なら在宅でステロイド治療をと言うワガママを、お医者様もなんとか聞き入れてくれて。

先生、アタシには言わなかったケド、夫君には
「奥さん、かなり良くないヨ」
って連絡してたらしい。

アタシに先に言えって。

そんな絶不調も重なってしまって、精神的な限界に達しちゃったんだろうな。

このまま、重積発作起こして、サッサとこの世からおイトマいただいて、あの世へ逝ってしまわんカナぁ。

天国で優雅に茶でもしばきながら、
「ええ人生やったで」
と笑いたい。

そんな超絶マイナス思考に落ちた。


そんなアタシを一番先に救い出してくれたのは妹。

ペラッペラになっちまった理由を、真剣に聞いてくれた。

あまりのくだらなさに大笑いされたケド。

「あのさ、姉ちゃん、仕事引退したら、フラダンス教室行く、言うてたやん。

社交ダンスも習いたいっつっとったやろ?

まだやりたいコト全部できてないのに、死んでどうすんじゃぃ」

妹はアタシの今の状況を

「姉ちゃんはサ、『因果応報』なんて言っとったケド、そもそもに報いを受けんとならん『因果』なんて無い、アレは『犯罪』って、わかってしもうたじゃん?

だから自分に言い訳出来んよぉなって、逃げ道がないなってしもうたけ、余計にツライんじゃろう、と思うヨ」

「私は、姉ちゃんのコトも、兄さんのコトも、子どもたちのコトも、ぜーんぶ知っとるけぇ、どうしてもツライ時は、私にハナシんさいや。

なーんでも答えたげるけん、ま、厳しいコトも言うがネ」
と笑ってくれた。


アタシがドン底に落ちる度に、妹は何度でも救い出してくれる。

この子がアタシの妹で、いつも側に居てくれて、良かった。

ホントに心底ありがたく思う。



それから何日か経って、町内子ども会の保護者繋がりで仲良くなった友達と、一年振りに飲んで。

タバコ吸ってるアタシを見て、
「アレー⁇
タバコ、辞めたって言うとらんかったっけ?」

お義母さんが調子悪くなって、せん妄っていう病気の症状のせいで、お義母さんからメチャクチャ罵倒され続けて、マジでヘコんで、逃げるようにまた始めちゃったんだよね〜

でもさ、結局、お義母さんそのまま亡くなってしまってサ。
もっと自分にできるコト、あったんじゃないかなぁって思うと、それもまたヘコんじゃって。

タバコなんかで、イライラとか不安とか、ぜーんぜん解消されやしないんだケドね、なんかね、逃げたくなっちゃうじゃん?

「まあ、そりゃ私も喫煙者じゃけ、気持ちわからんくもないけど。

でも、aneちゃん、喘息持ちって言ってなかったっけ?

絶対、カラダに良くないと思うんじゃけど…」

そうなんよー、この前サ、風邪拗らせて、久々、おっきな発作起こしちゃってサ〜。

医者もさ、なーんでこんなに悪くなるかなー?って、不思議がっててさー。
アタシもタバコ吸ってるからかな〜、なんて言えないしー。

でも、なんかサ〜、このまま、もっとヒドイ発作起こして、サッサと死んじゃえば楽になるかもかー、なんて思っちゃったりして。

マジで精神的にヘコんでたワ〜。

そうやってヘラヘラ笑うアタシを友達は
「aneちゃんのバカ‼︎」
って怒った。

「ねぇ、そんなヘコんじゃう前にサ、私に相談してよ‼︎
私じゃ、解決したげらんないかもじゃけど、愚痴も吐きゃ、少しは楽んなるでしょう⁈」

「あと、紙タバコ、辞めな。
私だって、タバコ辞めらんないから、完全に辞めろ、とは、よお言わんが。

せめて電子タバコにしんさい!」

電子タバコにしたら、喘息、大丈夫なのかは、よおワカランが…


でも、ああ、アタシにはこんなふうにアタシのコトを心配してくれる友達もいる、んだなぁって。

アタシ、たくさんの人に助けてもらえて、マジで幸せ者じゃない?

って、完璧に浮上に成功した!

落っこちても平気。

だって、アタシには強力な助っ人が大勢いる!

1人じゃないって、ステキなコトね♪

突然の真里ちゃん、笑。


アタシの残りの人生が、あとどれくらい続くかわかんない。

これから先にも、また今回みたいに落ち込んじゃう日が来るかもしんない。

でも、アタシには、アタシのコトを大切に思ってくれて、アタシのチカラになりたいって、アタシに寄り添ってくださる方たちが居てくれる。

それは本当にありがたいコト。

そんな人たちを、アタシも大切にして生きていきたい。

そんなコトを思う、夏の日デス。


いや〜、今日も暑うなりそうやなぁ。

今日も予定は目白押し。

へばらんよおに、ほどほどに、ボチボチで、ナンしましょ。

頑張らない、『頑なに張る』はキライ。

だから、キバらんと、ボチボチでやってく、淡々とネ。

さ、妹が来る前にやらなきゃいけないコト、やっとこ〜。

妹は、アタシの夏仕事を手伝ってくれてます。

ようやっと、半年分の帳簿整理が終わった。

売上伝票の整理、他にも溢れかえる書類の山の整理、ほんでもって、作業場の大掃除、他多数。

あ、お義母さんの遺品を少しだけ整理もしなきゃ、だ。

夏仕事、ホンマにシーズン前に終わるやろか…

とうとう今日から8月やし。

泣いても笑うても、次シーズンまであと2ヶ月ちょっとしかあれへん。

さあ!
ヘコんどる場合とちゃう!

今日もアゲアゲで行くで〜‼︎
フワッフウ〜‼︎


アナタは今日、どんな夏の日を過ごすでしょうか。
夏バテや熱中症にはご注意下さいませ。

アナタの毎日が、幸多きコトをお祈りしま〜す‼︎

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