くだらない結論:Anizine
「今、台北に来てるんだけどさ、こっちで『目を洗って』いるよ」
「ああ、ずっと東京にいると目に埃が溜まるって、あれのことな」
「うん。さっき平林監督のnoteを読んでいたんだけど」
「俺もちょうど読んでたところ」
「あの感覚って、ドメスティックであることに起因してるよな」
「そうかもしれない。わかる」
「狭いジャンルの中でいいと言われているものの再確認というか」
「サロン的というか、ね」
「仲間として褒めるものが決まってるような内輪ウケを感じるんだよね」
「それを目指しているから仲間として認めるっつーか」
「そうそう。全員が同じ外国のアーティストを褒めたり、ね」
「わかるわ。よいと言っていいものも決まってるんだよな」
「全員が同じ展覧会に行ってな」
「ああ、行くよね」
多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。