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ソール・ライター:写真の部屋

デザイナーになったばかりの頃、参考になりそうな雑誌広告を手当たり次第に切り抜いてファイルにまとめていたことがありました。それを見たデザイナーの同僚から「いいモノだけをストックしないと意味ないよ」と言われたのをいまだに憶えています。それから何十年か経って考えてみても、どちらが正しかったのかという答えは出ません。当時の私はまだ何もできなかったので、ほんの少しでもテクニカルなヒントになる部分があれば参考にしていたのですが、彼は「目が腐るから、マスターピースしか見てはいけないのだ」と言いました。

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写真の部屋

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人類全員が写真を撮るような時代。「写真を撮ること」「見ること」についての話をします。

多分、俺の方がお金は持っていると思うんだけど、どうしてもと言うならありがたくいただきます。