日本のGDPと文化

日本のGDPは停滞していると言われ早30年。
その理由についてヨーロッパに行って感じたことを交えながら考えてみた。

考えた理由は主に以下の3つ。

1.ワークアズライフ
2.チップ文化がない
3.日本人的美徳感

1.ワークアズライフ
日本人は江戸時代から仕事とプライベート境界線がなく働くスタイルであった。
それがアメリカ的なビジネスの導入によって、仕事とプライベートを分けるのが当たり前になっている。
これについては「日本再興戦略」(落合陽一)の本で書いてあった。

つまり、民族的にはワークアズライフのほうが得意で、幸福度も上がる可能性が高いが、社会構造がワークアンドライスのスタイルで設計されているため、本領が発揮されていないことが原因である。また、生産性は労働時間という換算なので、不利である。

2.チップ文化がない
海外はチップ文化が当たり前であるため、お金がより流動的であり、組織のみならず、個人による評価によって成果が上がる部分がある。
これにより、仕事に対するモチベーションの向上で生産性の向上も期待される。(具体的な数字は知らんけど)?期待されそう。
一方日本はチップの分流動性が低く、やってもやらなくても変わらないことが多い。

3.日本的美徳センス
日本にはなぜか対価を求めずに、良い行いをすることが素晴らしいく、対価を求めると悪であると評価される風潮がある。
これによって、評価されるべきところにお金が集まりにくく、お金の流動性が悪い。


主にこの3ではないだろうか?
特にチップ文化がないのは大きい気がする。
チップは基本サービス業務全般で支払われるが、サービス業全般は、賃金的にも低いことが多いため、チップで底上げを図るためにもかなり有力な手法だ思う。(文化を作り上げるのは難しそうだが、猛批判で)
そして、正直日本のサービスがタダなのが勿体無すぎる。逆に外人観光客とかは、その素晴らしさに、払いたいぐらいだと思う。

トイレも鬼綺麗なトイレがどこでもタダで使える日本が素敵だ。
そんな日本に強い影響をあたえれるような人を目指します。


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