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【読書】ついつい色んなことに興味持っちゃってやりたいことを絞れない人へ、おすすめしたい本

10年ほど勤めた会社を辞め、ドイツで転職活動中です。就活なんて久しぶりすぎて、自分はどんな人間なのか、何がPRできるのか、次はどんな仕事ができるのか、ぐるぐるぐるぐると、最近は自分と向き合ってしかないです(笑)。

この機会に本も色々読んでます。Kindleで買えば日本語の本をすぐ読めるのがありがたい。村上臣さんの『転職2.0』に始まって、台湾の天才大臣オードリー・タンの『デジタルとAIの未来を語る』とか、目から鱗のハンス・ロスリング著 『FACTFULNESS』、、などなど、せっかく時間があるので、読みたかった本をどんどんダウンロードして読んでます。

今読んでるのは、エミリー・ワプリック著『マルチ・ポテンシャライト 好きなことを次々と仕事にして、一生食っていく方法』という本。うん、「好きなことを次々と仕事にして、一生食って」いきたいなーー(笑)。

この著者は、TEDにも出ています。

このマルチ・ポテンシャライトっていうのは何かというと、『マルチ(多くの)ー  ポテンシャル(潜在能力を持つ)ー  アイト(人)』という著者の造語。いろんなことに興味が沸いて一つに絞れず、たとえば専攻を決めたり進路を決めるときに、「軸」とか聞かれても固められない、一生の仕事なんて決められない、いろんなことに興味が出ちゃうんだから、一つの仕事に絞れないし絞りたくない、となっちゃう人のことです。で、・・・これ、私じゃん、と、なったんです。

小さいころに夢を聞かれて、ピアニストになりたかったし、絵も好きだし、「大学生」にもなりたかった(笑)。大学で何を勉強するか絞れず「リベラルアーツ」を選んだ。いろんなことに興味を持ってきたし、いろんな人・物事との出会いを楽しんできた。でも、何かに一貫して継続して取り組むことは苦手だし、飽きてしまう。よく「成功のカギは継続力」、なんて言われるのに、自分はほんとにダメだな~、一貫性がないな、と思うこともよくあったのですが、この本は、とてもやさしい。こんな私のことを「マルチ・ポテンシャライト」と名付け、認めて応援してくれて、とても嬉しくなりました。

マルチ・ポテンシャライトにもいろんなタイプがあるらしく、「マルチ・ポテンシャライト」の生き方はこれ!というのもない。その中で、いろんな例をとって、いろんな可能性を提示してくれます。この著者もマルチ・ポテンシャライトなので、私たちの体質を理解した上で、どこまでもやさしく応援してくれるのです。

もし、私もマルチ・ポテンシャライトかも!となった方は、ぜひ読んでみてください。気が楽になって、いろんなことに手を出したい欲が、またむくむく沸いてくるかもしれません♪




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