あなたらしい人生を取り戻す「成功する遅起き」
こんにちは、暗夜灯(あやと)です。
今回は、人はそれぞれ違うということに焦点をあてた話を、紹介させていただきたいと思います。
「成功するには早起きする」というのが、世界の一般常識のように思われていると思います。
しかし、人の睡眠時間は人それぞれで、早起きすることが全員に良い影響を与えるわけではないというお話です。
朝起きるのが苦手で自分に自信が無いという方には、ぜひお読み頂けると幸いです。
わたしも睡眠時間が不規則でして、朝一定の時間に起きるということが昔から苦痛でしかないのですが、どうしてそうなるのかということと
遅起きは本当に社会で成功しないのか、ということを考えさせられる内容です。
それでは、あなたらしい人生を取り戻す「成功する遅起き」を、ご覧になってください。
お願い:この記事は1週間、無料で掲載させていただきます。
1週間後は、有料記事に変更させていただきます。あらかじめご了承ください。
はじめに(遅起きで本来の自分を取り戻す)
多くの人々は、夜に寝て朝起きるという生活をしています。
それは、社会活動を行ううえで、決められた時間に活動するほうが、管理している側が好ましいからです。
つまり、世間一般に早起きがいいとされていることは、一種の暗示であり、あなたが管理されやすい環境を作られているということなのです。
あなたは朝起きることが苦手でしょうか?
もし、あなたが朝に目覚めることがスムーズにできるのであれば、このお話は全く役に立たないかもしれません。
ただ、世の中には決められた朝に起きるよりも、昼過ぎや夕方に起きることに適した人がいることを知ることで、朝起きることが必ずしもいいことであるという訳ではないことを理解していただけるでしょう。
もしかしたら、あなたは遅起きが適した人かもしれません。
遅起きに適した人は、無理に早起きをすると自分の能力を最大限に発揮できないかもしれません。
あなたは、朝起きる人でしょうか。それとも、夜起きる人でしょうか。
必要な人は遅く起きて朝寝る人だった
基本的に多くの人類は、昔から太陽が昇って起きて活動できるようになっています。
ただし、哺乳類の時代は、夜行性でした。
人類が夜行性から朝起きて活動できるようになったのは、恐竜が絶滅した後だと言われています。捕食されるリスクが減ったことで、人類は、陽の光の下に、狩りや木の実の採取ができるようになりました。
夜行性の時よりも、昼間の方が視野も広がりますし、相手の表情も確認しやすくなりますのでコミュニケーション能力も上がったのではないかと推測されます。
そのため、朝に起きて日中に活動するように進化していったのです。
ただし、夜間は外敵から襲われる可能性もあります。そのため、群れの中には、日中は寝て、夜間に守るという人の存在が必要不可欠でした。
そこに適応した人、言い方を変えると夜行性から進化しなかった人というのが、一定数存在しなければならなかったのです。
夜間は、暗く寒く、他の人とコミュニケーションを取ることもできない。そんな環境の中で、外敵から群れを守るために孤独に戦える人が必要だったのです。
早起きが苦手な人は、遅起きをするとクリエイティブな思考になる
夜はあたりがしんとしていて、静寂と暗闇に包まれています。
いつ外敵に襲われるか分からない環境で、おのずと周囲の気配や物事に敏感になるでしょう。
そう夜中は、自分の意識が繊細に働くことができる時間なのです。
もし、あなたは早起きが苦手で夜中につい起きてしまう。
そういうタイプの方であれば、夜中にクリエイティブな作業をすることが良いです。
例えば、創造性が必要なことであれば、本を書いてみるとか絵を描いてみるとか新しいアイデアを考えることなど、クリエイティブに自分と向き合うことができることをしてみてください。
また、意識が繊細に働くので、集中力が必要なFPSゲームで海外のユーザーと戦うことや細かいものを作るということも良いかと思います。
日中活動が得意な人は、コミュニケーション能力に優れておりますが、夜間の活動が得意な人は、クリエイティブな能力に優れているのです。
寝る時間ではなく、眠たくなった時間にフォーカスする
人間の本来の体内時計は25時間(24.2時間や24.6時間という論文もあります)と言われております。
その体内時計を日中に合わせるために、太陽の光を浴びて24時間にリセットしているわけなのです。
つまり、無理やり人間の体を24時間に合わせているので、少しずつ24時間周期から離れていくのが、本来の人間の体であると言えます。
社会生活において、朝起きなければ社会活動ができず、社会不適合者と思われてしまうでしょう。
しかし、人間の体内時計に合わせる生活ができれば、好ましいと思われます。
毎日、夜の10時には寝るということにフォーカスするのではなく、眠たくなった時に寝るということにフォーカスしてみると、クリエイティブな働きがあると思われます。
いつもより約1時間だけ遅く寝ることからはじめる
夜行性のDNAを持った方がいらっしゃるということはお分かりいただけたかと思います。
では、夜行性の方が本来の自分の姿に戻るためには、いつもより寝る時間を1時間遅く寝てみてください。
夜に集中した作業をするというイメージで過ごしてみてください。
もし、朝型の人であれば、眠くて眠くて、とてもじゃないが夜に集中した作業はできないと感じるでしょう。
そういった方は、夜にゆっくりと睡眠を取って、朝早くに起きて太陽の光を浴びることに適していますので本書ではなく、朝早くにすっきりと起きれる習慣の本をお読みください。
夜行性の人であれば、朝より夜間のほうが集中するとお答えになるでしょう。そういった方々は、夜に活動したほうが実は好ましいのです。
少しずつ寝る時間を遅くしてみてください。
静かな時間に、クリエイティブな習慣をもつ
夜行性と言っても、お昼に起きて朝に寝るのに適している人もいれば、夕方起きてお昼に寝るのに適している人もいますし、夕方に寝て夜中に起きることが適している人もいます。
ただ、夜の時間帯は誰にも邪魔されることのない時間を持つことができます。
その静かな時間に、クリエイティブな活動ができる習慣をもつようにしましょう。
夜型特有の能力が開花される時間帯です。ただ、起きているだけでは、とても時間が勿体ない。
静かに自分や物事に打ち込むように、毎日を習慣化すれば、昼間はぐっすりと眠ることができて、より健康的です。
自分の睡眠に合わせた仕事に就けるようにする
夜型の人は、夜にご自身の感覚を研ぎ澄まして、クリエイティブな活動をすることがいいということをご理解いただけたかと思います。
しかし、社会生活を営むうえで、仕事をして稼ぎがなければ、食べていくことが困難になります。
執筆や作品を作られるということも、もちろん良いことだとは思いますが
ここでは、「米国や欧州の方々とコミュニケーションを取ってビジネスをする」ことを提案したいと思います。
欧州であれば夕方が向こうの朝になりますし、米国であれば夜の10時や11時頃から現地の朝を迎えます。
インターネットが普及している時代ですので、比較的時間の近い国内やアジアではなく、米国・欧州に目を向けるべきだと思います。
そのために個人としては、外国語の習得が必要ではありますが、AIを活用してコミュニケーションを取っていくという術も選択肢に入れて行動をするべきです。
今日でもグローバルで活躍できる企業が大事です。
日本の企業がもっと夜型の人の能力や特性を理解して雇用し、米国や欧州とスムーズにコミュニケーションが取れる人材を活用できるようになる日が来ることを願っております。
さいごに
ダイバーシティとは、個々に適した能力や習性を最大限発揮できる社会になることだと思います。
勉強が得意な人もいれば、スポーツが得意な人もいるように、人には生まれ持った性質というものがあります。
朝早く起きることも、夜遅く起きることも、自分の性質を知ることにより、どちらでも成功することが可能なのです。
朝がどうしても起きれないという人は、いっそのこと夜に起きて、自分のパフォーマンスを図ってみてください。
新しい気付きに出会えるかもしれません。
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