好きなものの断捨離

こんばんは、イナモトです。

先ほど、とてもとても大きな
峠を越えたかのような
断捨離をやり遂げたので、
是非とも記録を残したい私です。

それは、
好きなものの断捨離

まずは捨てたものをリストアップします

・大きいクッション(10年ぐらい愛用)
・カーディガン(7年ぐらい愛用)
・スニーカー(7年ぐらい愛用)
・下着3セット(4年ぐらい愛用)
・ハンドクリーム(4年ぐらい愛用)
・復縁本(2年ぐらい愛用)


(見るだけでちょっと
色々やばい感ありますね。笑)

これらは私にとって
大切なものであり、
好きなものです。

でも、なんとなく前からしばらく
捨てたいなと思っていました。

でも、何度も手に取っては
元に戻して、ずっとずっと
捨てれませんでした。
すきなものだから。

クッションは部屋を彩るために。

カーディガンは毛玉だらけでも
何度も手入れをして、
外着から→コートの下→部屋着と着て
この冬も使っていた。

スニーカーはボロボロで
履かないけど
デザインがとにかく可愛くて
もうこんなときめくことある?って
捨てようと思っては写真におさめ
また靴箱にしまっていた。
履いてない期間は3年ぐらい。

下着は、あまり新しい下着を
買う余裕がないのも理由にあったけど、
これもデザインが好きだった。
サイズも合わないのに、
とにかくレースが可愛かった。

ハンドクリームも、デザインも
香りもとてもオシャレで、
それをつけるだけでリラックスできた。

復縁本…。例の彼と突然離れ、
沢山の動画やネット検索、
沢山の本を読み漁って、
男女の心理学、恋愛観を必死で
学んでいた頃、出会った本だった。
とにかくタイトルが恥ずかしい。
でも、それはあの時、私と彼に
起こっていたことがとても分かりやすく
書き綴ってあった本であり、
この本を手に取るたびに蘇る。
反省と改善と教訓と
彼との未来への希望を集めた
私にとってかなりの良本だった。
そして、この本を持っている限り、
彼とはまだ終わってない、
続いているんだって思えたから。

どのアイテムも私にとって
ついさっきまで手の中にあった。
でも、私は捨てた。

なぜ、私は捨てることができたか?

それは、
好きなものと言っても、

今、好きなものではなく、
過去、好きなものであることに
気づけたから。

もちろん、過去、昔も今も
好きなものだって沢山ある。
捨てたものもさっきまで好きだった。

本だって、本棚の1番大切コーナーに
入れようとしたし、読み返した。
スニーカーだって、洗ってみようとか
ネットで在庫がないか探した。
カーディガンだって、毛玉が
あるとこないとこを見て
まだ綺麗よと思ったりたたんだり。

でも、それを見るとなんだか
少し気が重くなるのは確か。
ある種、戒めのような、
あの時の痛みを忘れないために、
あの時、これが好きだったことを
今でも大切にしたいという
執着のようなもの。

変わりたい、捨てたいと
今の私は思っているのに、
なかなか捨てられなかった。

大切にしたかった、
好きなものだからって。
私の片隅にずっと居た。

それらが好きだった
昔の自分のことも好きでいたい、
今、昔とは少し変わってしまった自分の
変化を受け入れられず、
昔の自分を引っ張り出していた。
そして、好きだと思っていた。

でも、今の私を大切にするチャンス。
それを掴みたいから
みんな捨ててしまった。

物ひとつ捨てたからって
明日、目が覚めたら現実が
大きく変わるわけでもない。
そんなこと知ってる。

でも、気持ちの整理をつけたい。

もうとっくに好きの期限切れに
気づいているのに、
私はなぜ捨てれないのか、
先延ばしにいつまでするのか、
なぜ物にそんなに想いを込めているのか。
本当に不思議だった。

そこにたどり着いた時、
ああ、物と私は繋がっていて、
私は私の気持ちと繋がったんだ。
だから、断捨離できるようになったし
変わりたいと思えるようになったんだ。

ゴミステーションに捨てた時、
さっきまで降っていなかった雨が
急に降り出し、強くなった。
そして直ぐに止んだ。

私と例の彼とはたまに雨で繋がる。
もしかして復縁本を捨てて
想いを断ち切ろうとしたから
そのなにかのサインだろうか?と
一瞬思ったけど、

今日の雨は祝福の雨だと思う。
できたね、おめでとうって。

さあ、明日からどうしよう。
新しいことでもしようか。
そんな心の余白が出来、
また私は今を大切にする私になりたい。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?