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服VS私シリーズ

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根っからのオタクで黒歴史に黒歴史を重ねたオタクファッションだった私が、コスメや服に目覚めそれらを愛し、時にはバトルし、楽しんで生きていくことを書いたもの。
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記事一覧

★服好きが高じて古着屋になった話

★服好きが高じて古着屋になった話

タイトルの通りで、ほかの記事を見てもらえばわかるとは思うが、私は服がめちゃくちゃ好きだ。

Twitter、ネットショップ、雑誌、あらゆるものを回遊して可愛い服を見つけては指差しながら「かわいい!!!」と叫ぶ毎日。買い漁る毎日。

そして、とうとう自分が所持して着られる服の枚数とジャンルには限界があると気づいてしまった。
(当たり前である。)

「だったら、似合う人や気に入ってくれる人に着てもらえ

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★服VS私 年齢編

★服VS私 年齢編

人間は毎日なにかしらの衣服を纏って生活し、TPOや年齢に合わせて装うものを変化させていく。

着る物に困るような生活からオタサーの姫ファッションへ進化し、さらに骨格に合った服装へ、そしてより自分に似合う服を探求している途中の私。

前回、骨格に似合うとされていたフェミニンな格好で「本当に似合っているのか?」という疑問にぶち当たり、コンパクトな服装へと変化させて一旦落ち着いたのだが、またしても大きな

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★服VS私 着物誂え 後編

★服VS私 着物誂え 後編

◆採寸

当日、フォロワーさんの意見をもとに手首とうなじが見えて
身体にタイトな洋服を纏い、いざ採寸!!

ちなみに、詳細はこちら。
・ごく薄手で、Vネックのカットソー
・タイトな台形スカート

店内は卒業式を控えて同じく採寸に来ていたり、
着付けのお稽古でお姉さま方が売り出し中の帯を見ていたりと賑わっていた。

そんな中申し訳ないなとやや引け目を感じつつ奥の座敷に通され、
女将と採寸を始めた。

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★服VS私 着物誂え 中編

★服VS私 着物誂え 中編

とうとう着物を誂えることにした私。

前回、見積もりをお願いしてから1か月。
反物が用意できたと連絡があり、再びお店へ赴くことに。

▼前回の記事はこちら
服VS私 着物誂え 前編
https://note.com/anvl/n/nc9e291d6ed24

普段、私は着物を着るときにブラウスをインして和洋折衷にしがちで、
それが呉服屋さんの目から見てどう見えるのかは未知数。
不安もそこそこながら

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★服VS私 着物誂え 前編

★服VS私 着物誂え 前編

──装う、ということを楽しみ始めて早幾年。

洋服を集め倒した私は、急に和装にも目覚めた。
その経緯や詳細はまたいずれ。

服と私のバトルはいよいよ着物編に突入することになり、リユースの着物を手に入れ楽しんでいたものの、「自分だけの自分のための着物」に憧れ、とうとうお誂えにチャレンジすることに。

※お誂え(おあつらえ)とは?
 いわゆるオーダーメイド。生地を選ばせてもらい、採寸をして1から仕立て

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★服VS私 後編

★服VS私 後編

自分に合っていない服を卒業し、GUで一通り人並みの服をそろえて着始めた私は、「自分に似合っている服を着ている」と信じていた。

だが、じわじわと疑問が浮かんできた。
「本当に似合っているのだろうか?」と。

◆疑問百聞は一見に如かず。こちらの画像を見てほしい。

なんだかもっさりしている。

トップスインでフレアスカート……間違ってはいないはず。
この時、髪型は黒髪ボブ。服装はモノトーンや多少の寒

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★服VS私 前編

★服VS私 前編

つい、服バーサス私なんて見出しにしてしまったけれど、私と服はいい関係性を持っていると思う。愛憎入り乱れる間柄というか。

思春期の頃は、家庭的な事情や金銭的な事情で自分が着たいと思う服はおろか、きちんとした服すら着れていなかった。※詳しくは別記事参照。

一番マシな服が、近所の複合スーパーで自分で選んだ800円くらいのロンTで、限界女だった。見かねた友達がお下がりをくれたり、誕生日に服をくれたりし

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★服VS私 髪型編

★服VS私 髪型編

先日、美容室に行った。
来たる秋、猛烈にオレンジ色寄りの髪色にしたかったからだ。
私は何度か通う美容室を変えていて、今通っているところは落ち着いていながらも明るい雰囲気で、カットとカラーの腕も申し分ない。

さて。

私は昔「ファッション」というと、服を一番に考えてしまいがちだった。
靴は安物で服ばかり可愛いものを、とか。鞄は二の次とか。
そしてヘアスタイルもおろそかだった。

大学生のころ、私は

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